2005/12/15(木)01:05
サンパウロFCが接戦を制して決勝進出
サッカーのクラブ世界一決定戦「FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005」は14日、東京・国立競技場で準決勝を行い、南米王者のサンパウロFC(ブラジル)が1回戦を勝ち抜いたアルイテハド(サウジアラビア)と対戦。アモローゾの2ゴールなどでサンパウロFCがアルイテハドを3-2で下した。
この試合が今大会の初戦となったサンパウロFCは序盤からボールを支配し、前半16分にはアモローゾが先制点を奪う。一方のアルイテハドは、一瞬のすきを突いて抜け出したカロンのシュートからノールが同点ゴールを決め、1-1で前半を終了した。
サンパウロFCは後半、2分にシシーニョのクロスからアモローゾがこの日2点目を決めると、さらに12分にGKセニがPKを決め、3-1とアルイテハドを突き放す。アルイテハドは後半23分、モンタシャリのゴールで反撃を試みるもあと一歩及ばず。サンパウロFCが3-2で勝利し、決勝へ駒を進めた。
準決勝のもう1試合は15日に横浜国際総合競技場で行われ、デポルティボ・サプリサ(コスタリカ)が欧州王者のリバプール(イングランド)に挑む。