つれづれなるままな日記

東京市場は寄り前に4月鉱工業生産発表される。3月は前月比プラス1.6％となり6ヵ月ぶりに上昇に転じた。4月も市場予想（前月比プラス3.3％）を上回り、5月以降も強い見通しが示される結果となれば、景気底入れ期待がより高まり朝方から全面高スタートが予想される。日経平均はあっさりと高値更新の動きか。
　テクニカル面では、一目均衡表の転換線が上昇することで株価の一段高に期待できるタイミング。週足では来週、13週や26週線の上昇が強くなることや、週足の一目均衡表でも転換線が一段と上昇する見込み。大台10000円到達への期待が一段と高まろう。
　28日のNY株式市場でダウ平均は103ドル高と反発。序盤はGMの社債保有委員会が債務株式化の修正案を支持したことを好感する買いはあったが、住宅関連指標が予想を下回ったたことで売りへ転じる場面もあった。しかし、25日移動平均線あたりでの押し目買いが意識されるなか、FRB（連邦準備制度理事会）による米国債の購入枠拡大の観測や、値ごろ感の買いなどから米国債利回りが低下。株式市場はそれを好感するかたちで終盤にかけて上昇する展開となった。
　NASDAQ やS&P500も反発。業種別では金融が3.5％上昇、原油価格上昇が好感されエネルギーは3.0％上昇した。ドル建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ65円高の9515円。円建ての清算値は9510円となった。