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テーマ:FXデビュー!!!(6240)
カテゴリ:FX・CFD
米国株の上昇に加え、大幅な円安の動きは通期予想を据え置きとした企業が多いなかで、業績改善期待が一層強まる格好になると思われる。企業業績の発表で上方修正が相次いだ自動車、電子部品・電機などが相場を牽引する展開が想定される。
週末のオプションSQを前に先物の思惑的な売買も想定され値動きの荒くなる場面も予想されるが、日経平均はCME225先物(10590円)の上昇を背景に、心理的節目やオプションの権利行使価格となる10500円を終値で超えられるかどうかが注目される。先週末現在で25日移動平均線からのかい離率が6.1%、200日移動平均線からは18.9%と短期的な高値警戒感は強いが、10500円を超えるとSQにかけて10700円から10900円処までは勢いづく可能性があろう。 7日のNY株式市場でダウ平均は113ドル高と年初来高値を更新。NASDAQは2000ポイントを回復して終了した。序盤のダウ平均は7月の雇用統計で非農業雇用者数と失業率が市場予想を上回ったことを好感。さらに、AIGの4-6月期決算が7四半期ぶりの黒字になったこともあって金融セクターが上昇を牽引した。中盤以降はIBMやJPモルガンなどが指数をけん引して181ドル高まで上昇する場面があったが、終盤にかけては週末による利益確定売りなどから上げ幅を縮小する動きが続いた。 S&P500も続伸で1000ポイント台を回復。業種では一般消費財や金融の上昇が目立った一方、エネルギーのみが下落した。ドル建てのCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ215円高の10635円。円建ての清算値は10590円となった。 先週末の東京市場は反発。米国株安を受けて日経平均は一時140円近く下落する場面もあったが、後場からは先物主導で切り返し連日で年初来高値を更新した。東証1部の値下がり銘柄数が903と全体の53.3%に達し、規模別株価指数はすべて下落。東レの上方修正をきっかけに繊維株が軒並み高となったほか、内需ディフェンシブ系が堅調に推移した。その一方で、国際優良株や資源関連株などが利益確定売りに押された。 今週も企業業績や景気回復への期待感から堅調に推移する公算が大きい。ただし、夏休みシーズンで市場参加者が減少するなか、ヘッジファンドなどによる換金売りなどに警戒したい。直近の2年はお盆前後に調整色を強めた経緯があるだけに留意すべきだろう。 今週の国内の主な経済指標では、本日の6月の機械受注や7月の景気ウォッチャー調査をはじめ、7月消費者態度指数、7月企業物価指数、7月首都圏マンション販売、6月第三次産業活動指数などが発表される。一方、海外では中国の7月消費者物価指数、中国1-7月都市部固定資産投資、中国7月貿易収支、米FOMC(~12日)、米6月卸売在庫、米6月貿易収支、ユーロ圏4-6月GDP、米7月財政収支、米7月小売売上高、米7月消費者物価指数、米7月鉱工業生産指数、8月ミシガン大学消費者信頼感指数などが予定されている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.10 09:27:30
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