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つれづれなるままな日記

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ひろかず64@ Re:The end(08/15) いつも訪問いただきありがとうございまし…
2009.10.31
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カテゴリ:FX・CFD
ポジション調整進みテクニカルが機能する展開か

 10月、ポンドは売り先行となり、ポンドドルは9月にいったん下げ渋った水準1.5771ドルを割り込んで、1.5707ドルまで下落した。ポンド円も9月に続いて140円割れ。しばらくは142円前後で上値の重い展開が続いた。
 だが、その後は海外資本の英投資案件を背景としたポンド買いをきっかけに上昇基調に反転。また、フィッシャーMPC委員の発言が、資産購入規模の拡大措置停止の連想を強め、英債利回りの上昇を促した。21日のMPC議事録公表で、さらなる金融緩和について踏み込んだ議論が行われなかったことが明らかになると、ポンド買いが加速。キングBOE総裁の「いつまで低金利を維持するかわからない」などの発言も後押しとなって、ポンドドルは9月11日以来の1.67ドル乗せに迫り、ポンド円も一時153円台を回復した。
 しかし、23日発表の英7-9月期GDPが、市場予想の前期比+0.2%を大きく下回る-0.4%の弱い数字に。市場はショッキングな結果と受け止め、ポンドドルは急落。一時1.62ドル半ばまで売られた。ポンド円も結局148円割れとなった。

 英金融政策の織り込み度をみるオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)でも、当面は利上げが見込まれない状態。総弱気の地合いをたどっていた。ただ、行き過ぎの面もあったようで、IMM市場の投機筋による先物ポジションでのネットショートは、かなりの高水準となった昨年9月時点の4万9359枚を優に超え、今年10月13日時点で6万5346枚まで膨らんでいた。もっとも翌週には、4万3318枚までネットショートが減少。その後の続伸で、さらに市場のショートポジションへの傾きは整理されただろう。
 ショートカバーも一巡して、テクニカル面での抵抗として注視される日足一目均衡表・雲の低下に沿って対ドル・対円ともに、また下方向を目指すことになりそうだ。ポンドドルは、現状1.6309ドルの雲下限(11月17日には1.6069ドルまで低下)をなぞる格好で再び売り直し。下値を探ることになるだろう。ポンド円も同様に、148.52円から144.13円まで低下する雲の下限に沿った展開が予想される。

加当局の通貨高抑制、機能するのは加ドル上昇が進んでから

 10月の加ドルは、NY原油先物が82ドル、NY金先物が1072ドルの高値に達したことを反映した上昇に。ドル/加ドルは昨年7月以来の水準1.02加ドル近辺まで、加ドル円も81円台から88円台まで加ドル買いが進んだ。しかし後半にかけてはリスク選好地合いの後退から、ドル/加ドルは1.08加ドル近辺、加ドル円は84円割れまで調整。商品市況、そして株価動向を受けて振れる展開となった。
 中長期でのポイントとなる加金融政策動向については、カーニーBOC総裁が「2010年6月まで0.25%で据え置く見込み」と明言。あとは、市場の加ドル買いが行き過ぎた局面で、通貨高抑制のために踏み込んだ量的緩和措置が採用されることがリスクだが、その時点ではおのずと現水準より加ドル高が進んでいるはずだ。11月18日発表の加10月CPIの結果で、加ドル相場がインフレ低下に与える影響が注視されつつも、12月8日の加金融政策発表へ向け、特別な思惑が高まることはまだ考えにくい状態と受け止めてよいだろう。

 中期的な為替見通しにおいても、やはり商品市況そして株価動向によるリスク選好の度合いが大きく影響するが、テクニカル面からすれば、10月後半に進んだ加ドル安方向への動きをリカバーするかたちで、加ドル買戻しが進むとみる。ドル/加ドルについては、9月28日(1.0993加ドル)-10月15日(1.0207加ドル)レンジの38.2%水準1.0507加ドルをメドに、加ドル買いが進むと予想。同水準近辺には、11月25-27日時点の日足一目均衡表・雲の下限1.0498加ドルも位置している。
 一方で加ドル円は、クロス円全般の重い動きの影響を受けやすくなっており、日足一目均衡表・雲が現水準からの加ドル上昇を抑える方向に位置していることが障害。雲の上限は当面85.50円で推移。商品市況の後押しなどを得て、この水準をこなせれば、10月の高値88円水準に回帰するかたちで買戻しが進むことになる。





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Last updated  2009.10.31 16:29:25
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