2010/09/22(水)11:30
一目の雲に上昇阻まれる、上値は重い=ポンド/円
2日続けての陰線引け。それほど大きな材料がなく単体では動きにくいなか、ユーロの動きに左右される展開。ただ、この日はユーロ/ポンドが大きく値を上げ、それに連れる格好でポンド/円はやや弱含みに推移した。なお、そうしたなかセンタンスBOE委員からは「金利を大幅に引き上げるべきではない」との発言が聞かれている。
テクニカルに見た場合、現在非常に薄く上抜けのチャンスもうかがえた一目均衡表の先行帯の雲に上値を阻まれ続落してきた。ポンドの上値は重いと言わざるを得ない。そんなポンドのレジスタンスは本日133.05-10円に位置する移動平均の90日線であり、超えても前述した一目の雲の下限(134.10円レベル)が上昇を抑制することになりそうだ。なお、それに対するポンドのサポートは一目の基準線なども近い131円後半となる。
一方、本日は東京タイム17:30に9月のBOE議事録が公表される予定となっている。