2010/09/28(火)21:26
外貨建て投信の設定320億円、影響限定も外貨転の行方焦点
28日の国内市場では、外貨建て投信の新規設定が行なわれた。主要な外貨建て部分の実績は約320億円となっている。投資対象はブラジルやインドネシア、豪州などが中心。
資金流入の規模は限られており、為替相場での外貨高・円安に及ぼす影響は限定的となった。一方では28日のロンドン市場の仲値(日本時間の深夜0:00から1:00)や翌日以降にかけて、突発的に外貨買い・円売り決済が発生する可能性も消えていない。
国内外の期末による薄商いの中にあって、便乗的な投機の円売り・外貨買いの行方も焦点になっている。