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テーマ:DVD映画鑑賞(14194)
カテゴリ:Movie 映画
ダニエル・ブリュール出演。ドイツ映画。2004年。
ドイツ映画としては11年ぶりにカンヌ国際映画祭に出品され、大好評だった作品です。 「贅沢は終わりだ - edukators」 社会に対し革命を起こすべく、ヤン(ダニエル・ブリュール)と親友のピーターは、と、留守中のお金持ちの豪邸に忍び込み、泥棒をするわけでなく、「贅沢は終わりだ」とメッセージを残し立ち去るレジスタンス活動を行っている。 お金持ち一家は、帰宅して、積み上げられた家具や、冷蔵庫に入れられたステレオのスピーカーに驚きます。 何も盗まない・・・ 貧富の格差。 豪邸に住む住人は、お金が全て。 ある日、ヤンは親友の彼女ユールが過去に引き起こした交通事故が原因で、多額の借金をしていることを知ります。 ユールは、借金のため働きづくめ。 「金持ちにとって、小遣いで買えるメルセデスのために、どうして一生をダメにしなきゃいけないのか」 そんな2人は、事故相手の豪邸に忍び込みます。 edukatorsからのメッセージを残し、豪邸を出ますが、数日後ユールが携帯を置いてきたと言い出し、ヤンとユールは再び豪邸へ忍び込みますが、住人が急に帰宅し鉢合わせ! この映画は、単なる青春映画や「忍び込む」メインの映画でもありません。 豪邸の住人と鉢合わせするところから、ヤンとユール、そしてピーターの生活が180度変わっていきます。 3人の映画の後半での不思議で奇妙な体験。 社会への不満と、友情・・・ そして、ある人物との、最初は理解し難いお互いの感情と生活。 そのうち、それは「心の触れ合い」になります。 あとはネタバレになるので、書きません。 こんなタッチの映画初めてでした。 特に後半の「ある人物との心の触れ合い」は、必見です。 不思議なのは、ラスト。 思った通りの、ラストだったのかなと。 見たまま、あれがラストだったのかなと。 納得いかないのと違います。 また、機会があればもう一度ゆっくり見てみたいと思える映画です。 なので、もう一度見ます! 最後にダニエル・ブリュールですが、ガエルみたいにいろんな演技の幅持っています。 戦場のアリアでは、規律に厳しい、けど人情は人並み以上の威厳のある軍人。とても男らしかったです!!! 青い棘では、繊細で、秀才な詩の才能がある学生。戦場のアリア観た後だったんで、羽目を外しそうになる部下を戦場で怒鳴っていたりだったし、無精ヒゲもかなりあったんで、青い棘ではヒゲもなくて、さわやかだったし、貧しい家の出身の役でしたが、清楚で品がありました。 そして、ベルリン、僕らの革命では、強い信念を持つ、寡黙で友情を大切にする・・・また今回もヒゲ生やしていましたが、とにかく似合う!汚い感じ全くしないんですよ。ヒゲがあっても、真面目そうで、信念を曲げないヤンはダニエルにしか演じられません! 青い棘もベルリン~も、たくさんの人に観てもらいたいです☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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