2006/09/30(土)00:52
映画『ホテル・ルワンダ』 - Hotel Rwanda
ドン・チードル主演、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ出演。
ルワンダのシンドラーと言われた、1200人のルワンダの人々を救ったポール・ルセサバギナ。
ルワンダの民族間の争いが大虐殺に発展。19世紀半ばから、ツチ族、フツ族は王宮の権力争いを背景に、どちらの民族が権力を握るか、王が出た民族(この頃はツチ族)の権力が強大になり、一方が虐げられれていた。第一次大戦後、国際連盟はベルギーにルワンダを戦利品として与える。
ドイツが統治下ではツチ族がフツ族を支配し、国家として一応はまとまっていたところ、ベルギー統治が始まり、ルワンダを分裂させるため、よりヨーロッパ人に近い外見を持ったツチ族に権力を与えた。IDカードには人種を記入させた。徹底した人種を区別する社会の中で、差別が民族間の対立に発展。
そんなベルギー統治の中、1950年代国連が民族間の差をなくすよう圧力。今まで優遇されていたツチ族の上層部は反対、そしてフツ族のクーデター。国外に亡命していたツチ族のグループは、RPFを結成しルワンダに侵攻。
このような両民族間の対立、他国の統治を背景に、内戦が勃発。
ここ先からが映画が始まります。
1992年に和平が進めれれていた中、大統領が暗殺されたのをツチ族RPFに仕業と考え、フツ族側、政府軍は「ツチ族の権力者、ツチ族を保護または穏健派」の処刑を始める。
この処刑は、そうした人々の処刑を通り越し、大量虐殺へと発展。ルワンダ全土に広がる。
首都キガリでベルギー系4つ星高級ホテル、ミル・コリンの総支配人、フツ族のポール・ルセナバギナはツチ族の妻を持ち、両民族が入り混じる住宅地で暮らしていたところに、この内戦。
ポールは妻と子供を連れ、政府軍や平和維持軍の高官が多くが利用する、ミル・コリンへ逃れる際、妻タチアナが隣人のツチ族も保護するよう、ポールに訴える。
ポールは当初家族のことを守ることで精一杯で、他の人々を守ることは自分達の危険と考えていた。が、1度匿ってしまった人々を同じ国民として切り離せない。そんなポールも処刑リストにやがて載ってしまう。
自分と家族と、多くのツチ族の運命は・・・
同じ国の中での民族の対立、他国の統治、再選、虐殺、差別は、アフリカの国々にとって避けされない現実。映画の中でも強調されていた、先進国では「第三世界での出来事」とされ、ルワンダは介入する価値がないとされ、国連軍からも見放される。大虐殺の中、国民は殺されるのを待つばかり。国連軍も「第三世界」への武力を持った平定を許されず、平和維持軍として滞在。その規模も、2500人から270人に縮小される。
すみません・・・
ちょっと忙しいので、コメントへのレスと、いつもお伺いしているブログへちょっと今日はお邪魔することできないです
更新されているタイトルを見て、行きたーーーぃなのですが、明朝早いのと、今日はいろいろ出かけて来たので、疲れました。
そのお話と、続きの感想は、また明日にします(^^;
DVDは、ストーリー忘れそうなんで、なんとか今日書きたかったので!
昨日『20世紀少年』の1巻を読みました。
やばい・・・かなり。
おやすみなさーーーぃ