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テーマ:DVD映画鑑賞(14193)
カテゴリ:Movie 映画
感想を昨日書けなかったので、簡単に。
先進国にとっての「第三世界」。ルワンダはお金にならないと踏み、平和維持軍も縮小。ドイツやベルギーに支配された歴史の中で、その介入でフツ族とツチ族の関係が悪化。殺し合いを始めたところで、今度は平和維持したいと言う。 一体、アフリカの国を、人々を何だと思っているのか。 自分達が(裕福な先進国)、戦利品にもらって、そこに住む人たちに殺し合いをさせて、それが酷くなったら、止めたいなんて勝手極まりない。しかも、止めたいとルワンダの地を踏んだけど、お金にならないんならやっぱやーめーたと帰ってくる。 現在では、民族名を記したIDカードを一切やめ、民族によって差別をしないような教育プログラムも実施されているとのこと。そして、フツ族、ツチ族という呼び方も、差別的ふるまいだと現在では御法度。1994年の大虐殺で100万人とも言える人々が命を失い、孤児・未亡人が今も暮らす。大虐殺が勃発する当時の人口にまだ戻らないそう。また近隣諸国の紛争も絶えず、貧しさは最も貧しい国のひとつだと言われている。 主演のドン・チードル。 私が見た中範囲で・・・オーシャンズ11+12、16歳の合衆国、リチャード・ニクソン暗殺を企てた男・・・と、それぞれ全く違うキャラ。ドンは、全く適役だったと思います。ホテル総支配人としての顔、ツチ族の妻がいる夫の顔、ホテルに逃げてからの民族や国を越えた人間としての顔。それぞれ、言葉も口調も立つ姿勢さえも、普通の人間が会社と家で違うように、そんなふうに演じていたと思います。家族や、民族や国のために「戦う!!!」ヒーローではなく、「守る」ヒーローだったと思います。電話攻撃、食料補給など一切戦闘や暴力を振るっていない。 最初は、心苦しいと思っていても、隣人がツチ族だというだけで暴行されていたのを、ツチ族の妻と目撃した時も助けなかった。ホテルへ逃げる時にも本当は家族だけで安全を独り占めしたかった。 ドンが演じた、ポール・ルセサバギナは「ルワンダのシンドラー」と呼ばれているそう。 そう、そのシンドラーも最初はユダヤ人を助ける名目が筆頭ではない。ユダヤ人と過ごしていくうちに、ドイツが人間扱いしていない人々を「人間」だと、助けるべきだと。そんなふうに、ポールもホテルへ逃れてきた難民を助けるというか、救うというより、見捨てなかった。 ルワンダの現在と、ドイツ、ベルギー支配について、もう少し知りたいと思います。しばらく読書できなさうですが、時間が取れたら是非! さて、マンガ『20世紀少年』ですが、さっき4巻を読み終わりました。今7巻まで借りていて、21巻まであると言うので、まずは7巻まで読みたいと思います。ブログもさぼったり、スペイン語もあって、無駄な時間などないのですが、寝る時間を少しだけ削って読もうと思います。アホマンガではないので、お勧めです!最後まで読んでないけどねー 先週BBSへ投稿したJapan-guide.comですが、アメリカ人から6、7人とスペイン人から2人と、急に忙しくなってからメールが来ていて、2人にしか返事を書けないままの状態。明日、明後日くらいで全員にお返事しようと思っています。なーんか、みんな日本に興味持ってたり、意外と近所に住んでたりで、英語の勉強はしばらくできないので、良い機会かなぁと。けど、ドイツ人やドイツ語圏の人からは未だメールなし・・・・・誰かいなぃかなー!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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