「九年庵」、今年もシーズンがやってきます
佐賀県神埼町に1年の間にわずか9日間しか開館しない「九年庵」という施設があります。以下、神埼町観光協会より引用・・・「九年庵」佐賀の大実業家、伊丹弥太郎が明治25年から9年の歳月をかけて築いた6,800平方メートルの別荘と庭園。 別荘は入母屋葦葺の屋根に杉腰張りの土壁、竹格子の連小窓や真竹を用いた周りの濡縁など、野趣に富む外観を持ち、材質、色感、意匠、構造などのすべてに、細心かつ充分な吟味が加えられ、茶室と書院の様式を折衷した近世和風の数奇屋建築です。 庭園は広く、多くのツツジやモミジ類などが植栽されており、四季を通して美しい景色を描き出しています。また、庭一面に広がるコケはまるでじゅうたんを敷き詰めたかのように錯覚してしまいます。 九年庵は平成7年2月に国の名勝の指定を受け、毎年紅葉の時期に一般公開されます。今年の開館は11月15日(日)~11月23日(月)。午前8時30分~午後4時まで。 入場料として美化協力金300円(中学生以下無料)が必要です。土日祝日は、間違いなく混雑が予想されますので、お休みが取れるならば平日での観賞をおすすめします。