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Dec 20, 2005
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カテゴリ:映画
暮れのシーズンにはかつて必ずと言っていいくらい「忠臣蔵」のリメイクが興行を賑わせたものであった。原作やソースが違えども四十七士の映画はオールスター・キャストの定番であった。こんどは誰が大石内蔵助をやるのか、というより大石内蔵助を勤め上げれば映画の男優の最高峰を極めたと言ってもいいくらいの定番であった。
阪東妻三郎も、長谷川一夫も、片岡千恵蔵も、先代松本幸四郎も、或いは至近では珍しく時代劇出演の「四十七人の刺客」('94)高倉健も内蔵助役者でもあった。内蔵助だけではない。敵役の吉良上野介も誰が演ずるのか、演じるのはやはり内蔵助に位負けしない大物俳優がいつも選ばれていた。滝沢修、進藤英太郎、月形龍之介、西村晃、そのほとんどを見ていたことにも驚くが、この中には幾度となくTVで映画でその同じ役を繰り返し演じている場合の方が多く、一度だけというのはかえって少ないことにも驚く。
今回NHKBSで見ることが出来たのは東宝の「忠臣蔵」('62)稲垣浩監督作品。
浅野内匠頭はだいたいにおいてその時代のホープが演じることが多いので、これは加山雄三。
5社協定時のセオリーで東宝のオールスター・キャスト。大石の妻女を原節子、内匠頭妻瑤泉院を司葉子、俵星玄蕃を三船敏郎、堀部安兵衛は三橋達也という具合で、チョイ役を含めてありとあらゆる専属俳優の顔見世興行の案配。先代(8代目)松本幸四郎は松竹「忠臣蔵」('54)に続く内蔵助で、上野介の8代目市川中車がなかなか憎々しくて記憶に残る。
作品としては歴代の優劣はつけ難いものがあるが、声の抑揚が共に独特で印象的な長谷川一夫片岡千恵蔵の内蔵助が素晴らしく、これも共に複数の作品での敢闘で、見事というしかない。
映画黄金期であるからこそ出来た各社主催のお祭りというべきでもあったろう。
「デジタル・シネマ・ダイアリー」





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Last updated  Dec 20, 2005 08:04:05 AM
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