502305 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

この広い空のどこかで今日もいい日旅立ち

この広い空のどこかで今日もいい日旅立ち

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

cats president

cats president

Freepage List

Archives

Nov , 2025
Oct , 2025
Sep , 2025
Aug , 2025
Jul , 2025
Jun , 2025
May , 2025
Apr , 2025
Mar , 2025
Feb , 2025

Category

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

e‐逸品!.com little-greenpeasさん
変なじじい『ゆきの… ゆきのじょーおさん
こだわる男の「モノ… こだわる男の「モノ&ファッション」さん
映画本日記eigabon。… UQさん
にゃんネェお薦めね… にゃんネェさん
Jun 1, 2007
XML
カテゴリ:映画
中国に伝説となった三人の姉妹がいた。 ひとりは金を愛し、ひとりは国を愛し、ひとりは権力を愛した----その長女は財閥に嫁ぎ、二女は国父とも呼ばれる革命家孫文と、三女は国家主席蒋介石と結婚。
宋家の三姉妹」('97)とは、そんな実在の三姉妹のことだと観て初めて知った。

しかし映画そのものはそれぞれのダイジェスト以上には輝かず、作者の視点も一向に定まらず、役者はいろいろ揃えているが、三女は見劣りし、孫文と蒋介石がよくその柄に合って、その出演シーンがそっくりさんじみていい、というような作品。
歴史の厚みや時間の重みがほとんど感じられないのがいささか残念。

2時間25分をかけても、焦点深度に切り結んでいかない限り、ドラマは小枝が漂流しているだけの有様。大山鳴動船山に登るといった仕上がりで、マギー・チャンもいまひとつ冴えない。時にその二女の回想のようでもあるが、全体がそうであるかというと、そうも見えない。

三姉妹とも傾国の美女か興国の美女かはいざ知らず、相応の美女だったようで、それだったらまた別の造りもあったろうにと、料理の仕方も惜しまれるところだが、そのためには相当なワンマン監督と練りこまれた脚本が必要となる。映画監督も優しいだけでは勤まらぬ。
三姉妹の存在を知らしめていただいた、それ以上ではないのである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jun 1, 2007 08:37:10 AM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X