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この広い空のどこかで今日もいい日旅立ち

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Oct 28, 2007
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カテゴリ:映画
タイトルで観る気が失せていた「シンデレラマン」(2005)を観て見ると、これがなかなか骨太の名品。同じロン・ハワード+ラッセル・クロウ「ビューティフルマインド」(2001)よりずーっとズーッと面白い。
背景がわからないと、このタイトルではヤワ過ぎて損、こんな時こそ邦題をつける妙味もあろうと思うが、副題くらいは欲しかった気もする。

というのもあまり当たったという話も聞かぬからだが、とにかく驚いた。これだけの作品がいまひとつの話題も持たず、評価もイマイチ、素直に見れば楽しめるのにねえ。
所詮アカデミックより、映画的であるかどうかの方が、筆者にはお好みということだ。
辛気臭い学者より、奇跡のボクサーの方が、血沸き肉躍るわけだ。

実在のへヴィ級チャンピオン・ジム・ブラドックの貧苦と、ライセンス剥奪から再びの復活までをレニー・ゼルウィガーとの夫婦愛を入り混ぜながら、押しに押す。単純なお話でも、この時代背景と、文字通りのハングリースポーツとしてのボクシングが極めてヴィヴィッド。

こんな辛苦も、こんなハングリーも、わが日本には無くなったせいなのか、これを絵空事にしか見えない連中がどうもいるらしく、近頃の高官たちの飽食そのままにも似るけれども、ウソくさい事実と、事実が生んでいく真実とをごちゃごちゃにしなければ、映画は限りなくロマンとなる。そんなことも感じさせる、時代が時代ならさらに評価も高い名品。





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Last updated  Oct 28, 2007 09:41:07 AM
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