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この広い空のどこかで今日もいい日旅立ち

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Jan 21, 2008
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カテゴリ:映画
幻想譚というものは、よほど現実部分との接点が上手くないと、どこか食い足りなさも残るもので、見る側の現実感覚も一様ではないから、まこと難しい分野ではあるだろう。
評判も高いような「ジェニイの肖像」('47)だが、やはりいささか食い足りなさが残ったのも致し方なかろうか。

あれこれの工夫もあって、良作ではあるのだが、その現実の接点である<ジェニイの肖像>は具体的に見せないほうが良かったのではないだろうか。モノクロームの映画の中で絵だけをカラーにしたりして、他のいくつかのカラー造形もさほど成功しているとは思えない。

もっと多用してほしかったのは、時に画面がキャンバス地に映し出されるところで、幻想部分をすべてその背景であったら、とも感じたものである。

絵を見せないで絵をストーリー・テリングの輪舞の要素に使って見事な「たそがれの維納」('34)を知っていると、絵の具体性は瑕瑾にしか見えないのである。
まあセルズニック+ジェニファー・ジョーンズの作品だから、ジェニファーの称揚というべきその絵は欠かせないものだったかもしれない。

永遠の愛という主題においても、なんらかの現実感は必要で、その一面でも幻想味が勝ち過ぎ、「心の旅路」('42)の域には遠いのである。
           Copyright (C) 2008 Ryo Izaki,All rights reserved.





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Last updated  Jan 21, 2008 12:09:43 PM
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