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この広い空のどこかで今日もいい日旅立ち

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Aug 3, 2008
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カテゴリ:映画
大学教授の父親が重体、ロンドンで証券ディーラーとして成功している長男がモントリオールまで駆けつけ、あれこれの軋轢を超えて、その死を見とるまでを描いたカナダ・フランス合作の「みなさん、さようなら」(2003)を観る。題材は地味だが、この父親に扮したレミー・ジラールが少しも死期の近い人物とは見えないのと、相も変らぬ女好きを体現するので、辛気臭くはない。

そのオヤジが「資本主義の申し子」としていまひとつしっくりしていなかった長男が、それでもその財力で最後の時をできる限り過ごしよく生きてもらおうと奮闘努力する話なのではあるが、あれこれ脇筋に出てくる人物たちがこれまた印象深く点描されていて、そのあたりがアカデミー外国語映画賞の受賞理由かとも思われる。

まあ筆者としてはあまり好みの作品とも言えず、さほどの感興はないのだが、父親と息子の生まれ育った時代の違いがこれほどに価値観の違いも隔てて行くのかと、むしろ人間の思想信条など、ほとんど環境の産物か、と思えるほどにしか感じなかったその描き方には面白いものを感じた。ヘロインを入手する仲立ちをする女の存在がその意味でも貴重で、まさしく中和剤的役割を映画に占めている。

息子が作為的に仕組んだ部分があるとはいえ、にぎやかに友人知人に囲まれてその時を迎える父親も幸福であろうが、クレジットの背景に流れるフランソワーズ・アルディ(と思われる)の調べが同時に心地よいあたりが映画の持ち味であろうか。
そのあたりに落着せざるを得ない、実はややこしい数々の思想背景も縷々点描もされているのだが、それもこれも超える死ということでもあるのだろう。
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Last updated  Aug 3, 2008 01:28:50 PM
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