この広い空のどこかで今日もいい日旅立ち

2008/08/16(土)09:36

「トム・りプレイ!トム・りプレイ!」という呼びだしさえ聞こえかねぬ!

エンターテインメント(23)

ひと夏中、数えるほどしか海で泳ぐことも少なくなったけれども、それでも海に浮かぶのは気持ちがいいもの。大の字になって、空しか見えぬ体勢で浮かべば、そこが湘南だろうと片田舎の水辺であろうと、太平洋のど真ん中と想えば思える、太平洋自己流ひとりぼっちではある。 オリンピック真っ盛りでも、日中の暑熱から逃れる最大の快楽は海に浮かぶこと。 ただ浮かんでいてはすぐに体勢を崩し海の藻屑と消えるが落ちだが、今年は誰も持っていない秘密兵器を開発した。誰かは持っているだろうけど、いまだ持っている方に海で遭遇していない、という意味である。こんなにいいものどうして普及しないの? その秘密は楽天市場でたった1か所でしか見つけられないからだし、あまり気も入っていないサイトだからだと思うが、これを購入し、使って見たら、まさしく大の字でプーカプーカ、波が来れば少々の腹筋でバランスを保つ要はありだが、それしも気持ちのいいプーカプーカの波乗りである。 これまで長方形の浮きで同じことをしても極めて安定感がなく、ひと波でイチコロ、腹ばいで伏せるが一番の安定、なんとかならぬかと探していたら、在ったんですね、これが。 大の字で「太陽がいっぱいだ」とうそぶき、青空を独り占めすべき風景に身を置く、それができる秘密兵器を今夏は堪能。水面に浮かび、視界には空しかない体勢で、一切の俗世をカットした体勢でいると、空耳か「トム・りプレイ!トム・りプレイ!」という呼びだしさえ聞こえかねぬ。ふたたび「太陽がいっぱい!」と、太平洋のど真ん中で、ひとりごちる感じ。 いずれボロボロになるまで使い込んでから、この素材を帆布か適当な布で補強し、世界にひとつの太陽がいっぱいグッズにしてみようと思っている。 気を持たせてゴメン。空気を入れてふくらます手間もいらない! その秘密兵器Ezi-Floatイージーフロート 言うねん。うらやましそうな視線に気づくことも多い、あまり教えたくない、いまだ丸い浮きなどで遊ばれる家族ずれなどにはことに、なんで浮いてるん?あれな~に?という視線が集中。 「ウ~ン、太陽がいっぱい」たまらんなあ。 Copyright (C) 2008 Ryo Izaki,All rights reserved

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る