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この広い空のどこかで今日もいい日旅立ち

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Jan 26, 2009
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カテゴリ:映画
ピアフとは子すずめのことと知ったのが「エデット・ピアフ~愛の賛歌~」(2007)。
この映画での評価めざましいマリオン・コティヤールだが、まさにこれまで見た作品とは別人の趣。なりきりの白眉ということだが、映画はとことん暗いなあ。

その、とことん暗いのがピアフの生涯の背景であったとしても、伝記映画として昂揚やカタルシスのイマイチというところが最大のネックかもしれない。一瞬、好転するかというボクサーの恋人との挿話も、その飛行機事故で暗転、終始この歌手の悲痛さばかりがクロースアップされる感じ。いささか見ていてつらい。

これだけの大スターの出自もフランスらしい(仏英チェコ合作)が、なにせ生涯の愛はこれひとつではなかったはずで、あれこれ差し障りもあるのかもしれぬが、邦題の<愛の讃歌>も、原題の<バラ色の人生>も、やや皮肉の色合いを帯びてしまうほど、終始このピアフは病身の感じで、これもつらい。男性遍歴ひとつでも、もっと人生を楽しんだ部分があるはずと、思うけどなあ。

いやあせっかくのマリオン・コティヤールの入魂も、これがピアフの実像とはとても思えないし、かなり年下の歌手を支援したり愛人にしたり、包容力や広がりもある大歌手なのに、ちーともその部分がお留守、出自と晩年の不幸をアップしただけの印象では、どうもね。
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Last updated  Jan 26, 2009 11:19:43 AM
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