この広い空のどこかで今日もいい日旅立ち

近頃腹の立つことは、日本郵政のかんぽの宿の売却に発した数々の無駄遣い、無駄売り、なにをやっとるねん！と感じるのはこうしていつも政治向き、行政向きのお話ばかり。
腹が立つのはこの伏魔殿、いつもその氷山の一角の不祥事はあからさまでも、一向に浄化も解体もされず、延々とその利得を温存し続けること。

大臣もタレントの一日署長のごとく入れ替わり立ち替わりで嘗められ切っているのも見えみえ、自民党政治自体が利権にあぐらをかいてきた顛末とも言えなくはないけれども、鉄面皮は政治家だけの十八番でもなくてこうしていくら明確になっても責任の所在がはっきりせず、いやいやハッキリしていてもだーれも責任を取ったという話は聞こえてこないのは百年１日の如し。

六千万のものを一万で売るという感覚は、感覚がマヒしていない限りできないことではあろうが、マヒというのも正常な感覚であってこそ、もともとお役所の麻痺など、マヒが正常な感覚らしいから、恐れ入るくらいの騒ぎではない。いっそ組織ごとオバマさんに売却献上したほうが行く末に期待できるくらいのもの。

これだけあそこもここも無駄遣い、血税などとは言葉だけ、甘くも軽～いその使われ方をズーッと放置した揚句、足りなくなったらすぐ増税、気安いもんや。おまけにメディアの口調もいつのまにか消費税が上がるのは必然みたいな論調で、どこが必然か驚くばかり。メディアも表と裏は大違い、どこで癒着してるやらだが、崩壊の序曲にあらじ、崩壊の渦中にもう居るのかもね。これでは国民の情操もわが身を守るだけで精いっぱいになるわけや。
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