愛すべき道具達・・・。

　福岡県柳川市の私立杉森高校で昨年、40歳代の男性教諭が中間・期末試験で、
飼い猫の名前や車のナンバー、生徒の氏名や出席番号などを出題していたことがわかった。

　1.2学期に実施された食物科3年の「生物1」と同科1年の「総合理科Ａ」の試験。
1問目はいずれも

「あなたのクラス・出席番号と氏名を読みやすく記入してください」

だった。このほか、教諭が乗る車の種類や色、ナンバー、猫の名前などが出題されていた。

　囲みの中から解答を選ぶ穴埋め問題では、正解の用語を逆の順番に並べただけ。
試験中にもヒントを出しており、同科の平均点は８４～９４点で、
他科と比べて２０点以上高かったという。

　昨年１１月、外部からの指摘を受けて同校が調査したところ、教諭が認めたため、
鐘江茂光校長による厳重注意処分とした。

「授業中に話したことを生徒がきちんと聞いているか、確認したかった。氏名を書く問題は加点していない」

と説明したという。職員会議で「単位認定できない」との声も出たが、校長の裁量で認めた。

鐘江校長は

「不適切な試験だった。問題の中身をチェックする機能がなかったため、３学期から改善させた」

と話している。


この事件・・・皆さん、どう思います？

この先生が、テストを作るのが面倒で、フザけた問題を作ったと思いますか？


おそらくモンスターペアレントが訴えたんでしょう。本当に世の中腐っているようなニュースです。

この先生こそが学校に最も必要な人間なのでは？

と正直、思いますし、彼のおかげで救われた生徒はどれだけいることでしょう。

僕の高校時代にも、同じような先生がいました。テストに必ず、サービス問題があって、
勉強しなかった人間への配慮というか、テストだけではわからない人間性を問うような
問題など、その問題を全力で解けば20点位加算されました。他の教員から、決して慕われ
ているような先生ではありませんでしたが、素行の悪い軍団などを無視する先生達に比べ、
この先生はそのようなほかの先生が目を背けるような事を、率先して引き受けるような方でした。
ヤンキー達も、他の授業はサボっても、この先生の授業だけは出席するといった具合で、
僕も好きな先生でしたが、このようなアホな保護者に文句を言われては、
もう、駄目になる一方でしょうね。


ちなみに、過去に出されたテストで、このような問題を出した先生がいるらしいです。


中学の時に出た理科の問題

問：次の５つの説明文のうち、正しいものには×、間違っているものには○をつけなさい。

引っかかった奴が何人いたことか・・・


問：回答用紙の右上に
『ここに直径５ｍｍの穴をあけよ。（５点）』
と言う問題が出て、みんな思い思いの方法で穴をあけていたが、
先生は回収した用紙の穴にヒモを通して持って行った。


問：問題用紙と解答用紙を一枚に印刷し、その真ん中に破線をいれ
----キリトリマセン----
切り取った奴は全員減点された。


面白いですね。自分の息子のテスト問題に、このような問題があったら、

『面白い先生やな～。このご時世に素敵な先生やな・・・』

と尊敬の眼差しを僕は向けるでしょう。


本当に、この程度の事で目くじらを立てている保護者に、憤りを隠せません。


　　　　
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教師のためのモンスターペアレント対応55


学校のモンスター


お母さん、ボク、ほめられたいなあ