猿が湯冷めしない理由

人間の場合、皮膚にある汗腺（汗の出るところ）から汗を出し その気化熱により体温を調節しています。 それが、風呂上りなど必要以上に熱を放出してしまい 体温が急激に下がってしまう状態です。 ところが、サルに限らず全身に毛皮を持った動物は人に比べ汗腺が非常に少なく、 汗をあまり掻かないために急激な体温変化は起こらないのです。 更に、毛皮は天然の防寒コートです。寒い日など温泉からあがると外側はすぐに凍ってしまいますが、 内側は細かな毛が密集していて、空気の層が出来ていて断熱効果があるようです。 また、秋の内に木の実をたくさん食べて皮下脂肪を溜め込んでいる事もあり 湯冷めは起こらないのです。 　　　　　　 ↑↑↑　　　　　　　　 ↑↑↑ 別々のランキングですので、1クリックずつポチっていただけると嬉しいです。