観覧車が見える窓から

2010/02/08(月)23:13

「チャーリー」と私

夢と不思議(293)

先週 娘は 初めて大きな買い物をしました。 大人用の自転車です。 早く欲しい、と 一生懸命 貯めてました。 今年の私の誕生日 祝って貰ったけど 初めてプレゼント無しでした。 デモ イイノサ~。┐('~`)┌ 目標があるって 良い事だ。 あの小さい自転車を 何度も錆び落としてたから 今度も大事にするでしょうね。 実は 私の自転車も 初めてバイトで買った「チャーリー」(仮名)です。 昔は格好良かったの。 今はちょっと残念な子乗せ篭が附いてますが 通学、通勤、買い物、送迎、散策と ずっ~と仲良しです。 実家にいたころ 駐輪場で捕られ 仕方なく他の自転車を買いましたが 走行中 確認不注意の軽トラに巻き込まれ 自転車は破損し 私は2週間の怪我。 治って二台目を買った時 「チャーリー」が見つかったと連絡があり 新しいのを弟に譲ると 直ぐ盗難に遇い 返ってきませんでした。 何事も無かったように 再びガレージに戻れたチャーリーは  なかなか強運な自転車です。 前に 修理のおじちゃんから 「タイヤ変える位なら 新しいのが買えるのに」と言われ なるほど、と思ったけど 「20年以上乗って、3度も捕られ 返ってきたし 好きなんで」 と答えると 「あァ それは‘ついとる’な。 こいつもあーたが好きなんや」 と おじちゃんは言うのでした。 そんなこと サラッと言うあたりが‥ あああぁ、、、、 決して変な意味でないと わかった。 膝をつき カチャカチャ後輪を治すのを見ながら この人も 物がただ 物でない と 感じる(信じる)先達だ、と知りました。 僭越ながら 同感者として しばらくじっと見ていました・・。 もしかして おじちゃんと 私の間に 判らないと相容れないような 不思議~な 通じ合う電波?が 漂ってたかもシレナイ。 もう 廃業されてしまいましたが 自転車を修理に出す時 必ず 思い出してしまうのです。 自転車を‘物’以上に愛する人の事を。 きっと あなたの街にも 居られるかもしれませんね。

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