570810 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

欲しいもの手に入れよっと

欲しいもの手に入れよっと

2000年韓国(SEOUL) 其の六

・懐かしき、韓国旅行記 6
3月21日。10時に目覚め、朝食を取りお世話になったHANさん及びTraveller's Aを後に。 簡素ながら大変清潔で何よりインターネットが出来て安い割にはとてもいい宿でした。 荷物を預けに次なる宿セントラルホテルを求めて鐘路3街(チョンノサムガ)へ。 しかしながらどうもその時位置を把握しても地下を通り出口に出ると途端に解らなくなるのがどうにも困る。
セントラルホテルとおぼしき建物に向かうもハズレ。
やむを得ず通りすがりのおじさんに尋ねたところラッキーにも日本語が話せる人であった。 なにやら詳しく説明してくださるのでお忙しいのではと聞くと、ぶらぶらしがてらと明らかにこちらを気遣ってくれているセリフ。
お陰様でめでたくたどりついた。 ありがとうございました。
セントラルホテル到着時がぴったり12時。 ちょうどチェックインの時間だったので部屋に荷物を預ける事が出来た。
ここで初めて日本の和室に当たるであろう、韓国名物オンドル部屋に宿泊する事になるのだが私個人的にはイマイチ。 これが極寒の時期であれば有り難いんだろうけれど、とにかく部屋の中が暑い!
しかも冷蔵庫は、コンセントが入っていないので水は生ぬるい。

オンドル部屋

それに気がつかずフロントに伝えようとし、これのお陰で「ネンジャンコ」という言葉を新たに覚えたよ。 リサイクル・節約精神は、確かに素晴らしい事であるし大事ではあるが部屋の電気は傘を外してあり裸電球の上4つある内の2つしか付いていないしとても薄暗くてイヤな感じだった。 節約精神も程ほどにして欲しい。
でもって旅行中1度もフロントは、電話に出てくれない。 このホテルで悩んだ事は、全てガマンするか自分達で解決したよ。
確かに3流の安ホテルを選んだ自分達にも責任は、あるがセントラルホテルは最低。 部屋にシャワーとトイレがついている事だけがせめてもの救いだよ。Sちゃんは、どう思ったか解らないけれども私は、これだったらずっとTraveller's Aのが良かったと思った。

まぁ取り合えずこれで戦闘準備は、完璧。
気を取り直して意気揚々とタプコル公園に向かう。
そこはカップルや家族が集う公園だろうと思いきやなんだこりゃー。
見渡すばかりのオヤジの群れ。 本当にここでいいのかと怪しんだところ工事中の少し先に進んだ所で私にとって懐かしい銅像が!
そう、かつて5年前に韓国を訪れた時にこの銅像の前で同じポーズを取り撮影してもらったのだ! ここで初めてやっと韓国に久し振りに来たという気持ちになった。 確かにタプコル公園だ。 この公園に来て良かった。ありがとう、Sちゃん。
ちなみにここは、1919年に起こった3.1独立運動の中心になったところだそうです。

タプコル公園(旧称パゴダ公園)

3.1独立宣言記念塔

この間注文していた眼鏡を受け取り軽食を取る。
少々胃を休める為に、ミートソーススパゲティなど。 日本と同じものだったので画像省略します。 そしてSちゃんの希望で永豊文庫という本屋さんへ。
彼女はここでハングル語の辞書を購入。 今回初めて韓国に来たというのに勉強熱心な子だ。 私は何度海外に来ても旨い物を食べる事しか頭にない。(苦笑)
彼女の姿勢を見習ってせめて私は、英会話のスキルをもうちっと積もう。
ちなみにそこの地下は文房具店になっておりOさんの奥さんから東大門の巨平フレアの4Fに売っていると言われていたお菓子の携帯グッズが売っていたので購入。 後々ここで買っておいて本当に良かったと思う事が起きるのだが後程。 

市庁(シティホール)を抜けて徳寿宮(トクスグン)へ。
ここに来るまでも迷ってまたもや韓国の人の優しさと暖かさに触れる事になる。
道を尋ねたおばさんが徳寿宮まで案内してくれたのだ。
日本では道は教えても現地までついていってくれる事などまずない。

しかし韓国の人はみんな現地迄付いていてくれる。 電車の中でも子供が座りたいとごねた場合、既に座っていた他人のおばさんが膝に座らせてくれる。
これも日本では、見られない光景だ。
余談だが以前私も目前で子供にごねられて席を譲ろうとしたところ、
その子の母親に「ありがとう。でも躾にならないから結構です。ごめんなさい。」と
言われたが大衆の目前で子供は私が駅で降りるまでごね続けられた経験があるので今度それをやられたら、膝に乗せてやればいいのか。なるほどと思ったり。でも国柄、無理だろうな。ナイスアイデアなのに。
話が反れたが、筋を戻して本当にありがたいことです。大感謝。 

 

大漢門

この日も景福宮の時と同様に結婚式の写真を撮影するカップルと写真屋さんであふれかえる。 私は、度重なる階段の昇降で疲れがピークに達ししばしその光景を眺めながら休憩。
韓国では、結婚式を上げる前に(確か。)映画スターもビックリな程の作った写真を撮るのだ。 (2人で見詰め合ったり、男の人が顎に手をやって片足を石の上に乗せたりとか。) 

しかしまぁ暖かくなってきたとは言えまだ寒いしね。 カメラマンの助手さん?が新婦の引きずるドレスを後ろから持ち上げているのだが、ドレスの下はジーパンだったりしてさ。(笑)
そして、Sちゃんは元気に歩き回っていた。 今思うと体調不良の前兆だったのかもしれないけれども私は、もうヘトヘト。うむむ情けなや。

戻る

次へ



© Rakuten Group, Inc.