センヒキガエル(線引き蛙)。
センヒキガエル(線引き蛙)。なんだか校庭のグラウンドに白線でも引いてまわりそう[笑]ないきおいのネーミングですが、そんなカエルのお姿が こちら。 線引き蛙です。上あごから顔の中心をとおって頭から背中の中央、お尻までいたる一本の線。 おまえ描いてみろなどと言われてみたとしても、なかなかこうには書けるわけもなく。生息している西日本においては ヌマガエルといよばれているのですが、なぜか九州では この個体のように背中線[というのだとか]がある個体の割合が高いため、一般的には センヒキガエルといわれていますよ。ちなみに ヌマガエルとはいっても沼だけにいるというわけではなく、ちなみにこの個体も 水場のない草むらでつかまえましたものね。この個体の体長は正座[笑]したかんじで 2センチない程度。通常は白色である背中線が、鮮やかなオレンジ色の背中線だったもので、おおっとおもって 記念撮影におよんだ次第です。なかなか端正な顔立ちで、[こどもにしては]態度も落ち着いたカエルでしたが、図鑑によると体長2センチから3センチとありますので、じつは成体であったのかもしれません。ということで 今回は、九州で 線引き蛙 といわれている、ヌマガエルのご紹介でした。・・・でもよくよく考えたら、身体に線をひかれた線引かれ蛙[発音しにくいですが]というほうが、正しい表現かも、ですよね。 このヌマガエル。高温に強く、たとえ40度の水田でも ほかのカエル以上にその幼生が生き残る・・・という ことで、このカエルが増えるということが、温暖化の ひとつの指標といえるのかも。ちなみに・・・水田が ヌマガエルだらけになっちゃったらそのときは名前が 千匹ガエルになっちゃったりして。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」