[いいドラマといい映画が好き]の記事一覧 | 貫江田幼稚園の作品展

遺伝子のバトン

私たちは、遠い遠い昔からの遺伝子のバトンを受け継いで、今、生を得ています。遺伝子は、環境への対応を図るためにさまざまなバラエティの組み合わせを次の世代に受け渡します。遺伝子のバラエティ＝パーソナリティ（個性）は、時として身体の機能に障害を引き起こすものもあり、生を受けるものに一定の確率で課せられるものであることが、医学・遺伝子学の研究で明らかになってきました。だから、私たちは同じ世代として遺伝子を受け継いだもの同士、支え合う義務があるのだと思っています。私も今まで知りませんでしたが、ムコ多糖症支援ネットワーク　http://www.muconet.jp/応援していきたいと思います。

子供と一緒に見るドラマ

今シーズンのドラマで家族で楽しく見ているのは、「風林火山」は別格として、「パパと娘の７日間」「菊次郎とサキ」です。「パパと娘の７日間」（終わってしまいましたが）・・・垣ッキー（と呼ぶそうです）の演技派ブリと女子高生のディテールさを館ひろしが演じているのがなかなか楽しいです。最初は入れ替わり演技に違和感が少しありましたが、後半、垣ッキーがホントに「入れ替わっている」ような錯覚を感じさせる演技の妙が見所でしょうか。「菊次郎とサキ」・・・合間合間の小ネタが粋で楽しいです。前回は、酒場で管を巻く大工の小五郎を追い払うため、棟梁が「表に出ろ」と小五郎を表に連れ出すが、棟梁は表に出ずに菊次郎に家まで連れて帰らせる。小五郎：「おじつけづきやがったか、さだきち（棟梁）のやろう。」菊次郎：「おめーの勝ちだよ、小五郎。不戦勝だよ～。」こういう絶妙な言い回しがウチの家族みんなが好きで見ています。いずれのドラマも、共通点は「家族」。ドラマの背景としてあるものに、常にドラマは　”現実が遊離してしまった理想“を追い求めているのでは？　と思っています。「ランチの女王」では、「美味しい」と言ってくれる味を守るため汗を流しなら働く若者。「ゴクセン」は、通信機器の爆発的普及により希薄化しつつある友達関係と教師像の理想。「ＴЯＩＣＫ」は、世の中は予め決められたモノというスピリチュアル肯定への切り込み。などなど、”現実が遊離してしまった理想“ が映し出されているような気がします。「パパムス７（セブン）」を、娘と一緒に笑いながら見れたお父さん含む家族は、日本の思春期の女の子がいる家庭の何パーセント？くらいなのかな。女の子のお父さんブログが、中学生になる位からイッキに激減するのが寂しい限りです。「パパムス７（セブン）」では、けっこう教えられたこともあります。それは・・・。「幸せは、自分らしくあり続けようと歩く、その先にあるもの。」という言葉であったり、「でも自分の子供なんですから、もっと信じてあげましょうよ。」という言葉　だったり、見逃した人は、こちらでどうぞ　　　　http://youtubetvdoramadouga.blog111.fc2.com/blog-entry-101.html

たそがれ清衛兵

昨日は、長男と一緒に「たそがれ清衛兵」をみました。見終わって一言（ひとこと）「よかった・・・。」と息子と共通の感想。先日、ＮＨＫ（だったと・・）で山田洋次監督の時代劇の話がありました。いままでと違う時代劇、これは原作藤沢周平の主眼を汲むものですが、（１）主人公が勧善懲悪なヒーロー的存在ではない（２）庶民の暮らしをバックボーンにしている（３）徹底したリアリティを追求する監督の目指した世界をその番組で紹介しておりました。原作は３年前に読んだので朧（おぼろ）な記憶ですが、原作にはない（？）已む無く成敗される側の何一つ間違っていない、それどころか苦渋の歴年を押しのけ、懸命なお勤めにもかかわらず、被さる謀反加担への冤罪。清衛兵が虫かご作りの内職の請元に、工賃の値上げを切り出すシーン。無駄な刀振りがなく、相手を倒すための剣先重視の刀舞（タテ）。など、本当に見ごたえがありました。時代劇で、うちの家族が揃って好きなのがもう１つ、山本周五郎原作・黒澤明監督の「雨あがる」です。これは時代劇でありながら、原作では主人公が全く刀を抜かないというストーリーで、また独特の世界を楽しめるお勧めの映画です。同じく山田洋次監督・原作藤沢周平で「武士の一分」が公開されています。原作は読んだことがないので風竜胆（かぜりんどう）さんのブログを参考にさせていただきました。子供たちと一緒に見に行きたいと思っています。

「のだめカンタ」が好き！

今回はシュトレーゼマン魅せてくれました。オチャラケモードからシリアスモードへの切り替え、さすが竹中直人です。なまじ外国の俳優を使わず、竹中直人起用の深層を見たような気がします。でも、これから「千秋さま」と「のだめちゃん」どうなるのでしょうか。目が離せない展開です。

本日は「のだめカンタービレ」

「一人一人の個性がある。そして、その個性が生かされてこそ、　全体が成り立ち、　その人数以上の能力が発揮される。」それこそがチームのパワー。チームの力の源（みなもと）は個人の活き活きとした個性。これこそが、のだめカンタのテーマ？今回の第４話「のだめカンタービレ」は脚本＝衛藤凛によって原作以上のものが伝わったような気がします。今日の「のだめカンタ」は、久々に胸のスク素晴らしいドラマでした。