ほうれん草 冬ごのみ と 寒締め吾郎丸
今回は、ほうれん草を2種類、タキイ種苗(株)の「冬ごのみ」と(株)サカタのタネの「寒締め吾郎丸」です。両方とも昔からある日本ほうれん草タイプで、アクが少なく、甘くて柔らかいほうれん草です。従来の日本ほうれん草は病気に弱いという弱点がありましたが、こちらのほうれん草は改良され、ベト病に強くなりました。どちらも味が良く育てやすいので、グリーンデポの店舗でもおすすめなのですが、この2つ、どういった違いがあるのでしょうか?今回は「冬ごのみ」と「寒締め吾郎丸」の2種類の特徴を比較しながらご紹介させていただきます。 まず「冬ごのみ」 45ml のパッケージの表です。 「冬ごのみ」のパッケージの裏の説明です。~~~当店でもお取り扱いがございます~~~ 冬ごのみ 45ml タキイ交配 冬ごのみホウレンソウ タキイ種苗のほうれん草品種です。価格:320円(税込、送料別) (2025/10/17時点) 次は「寒締め吾郎丸」 25ml のパッケージの表です。 「寒締め吾郎丸」のパッケージの裏の説明です。~~~当店でもお取り扱いがございます~~~ 寒締め吾郎丸 25ml サカタ交配 寒締め吾郎丸 サカタのタネの日本系ほうれん草品種価格:250円(税込、送料別) (2025/10/17時点) 寒締め吾郎丸 お徳用ボリュームパック 70mlサカタ交配 寒締め吾郎丸 サカタのタネの日本系ほうれん草品種です。価格:550円(税込、送料別) (2025/10/17時点) じつは「冬ごのみ」「寒締め吾郎丸」の2種類のほうれん草、あまり大きな違いはなく同じ系列のほうれん草なんです。違いとして注目したいのが、播種期と寒締めという点です。比較しやすいように下に2つのほうれん草のパッケージの裏に記載されている作型表を並べてみました。 播種期について「冬ごのみ」は播種期がとても長く、トンネルやハウスがあれば、中間地や暖地では2月ぐらいまで蒔くことができます。特に日本ほうれん草は基本的に秋まきなので、寒い時期に蒔けるのは珍しいです。一方「寒締め吾郎丸」は10月の末までが播種期です。ということから「寒締め吾郎丸」の方が低温伸張性がやや弱いのではと思われ、10月末までに種蒔きをして、寒くなる前に株をある程度成長させておく必要があります。 寒締めについて「冬ごのみ」はパッケージの説明欄を見ると暖地ではトンネルは必要ないようですが、中間地ではトンネルが必要です。ということから「冬ごのみ」は霜に強いわけではなく、もしかしたら葉が霜焼けを起こすかもしれないと考えられます。トンネルやハウスを使って霜を避けるようにしてください。一方「寒締め吾郎丸」は名称に「寒締め」とあるように、霜に強いようです。メーカーさんに聞いてみたところ「収穫の5日ぐらい前にトンネルを外して霜にあてて甘味を増すと良い」ということです。簡単にまとめてみると・・ 「冬ごのみ」 ・中間地や暖地では2月まで蒔ける。 ・霜焼けに注意。トンネルが必要かも。 「寒締め吾郎丸」 ・寒くなる前に株を育てたいので10月末までに種蒔きをする。 ・収穫前に霜にあてて甘さを増すことができる。・・というところが2つのほうれん草の違いかと考えられます。 両方とも昔ながらの日本ほうれん草で、味が良く柔らかく、ベト病に強いとても良いほうれん草です播種期の長さや霜への強さなど、良いところ、注意すべきことがありますので、それらを合わせて考え、種選びをして頂けたらと思います ↓こちらは当店トップページです。家庭菜園用、直売店用、伝統野菜、プロ農家向き、新品種など、他にもたくさんの種を取り揃えております。