Moon Phases

2020/08/07(金)18:56

金星と土星の解釈

ネイタルで金星と土星がアスペクトを持つ場合いろいろな解釈があると思いますが、 今日は思いついたものを書きます。前にも書いたっけな。。 本人が困難に感じる様相にはまずスクエア、オポジションがあります。 ここの解釈では、この個人が幼少期にさかのぼって、世話する人によって拒絶を 感じた経験があるのはよく言われることです。私の友人(オポ)の経験では、同居する 祖母や母親によって、優秀な姉と絶えず比べられ差別され、心から可愛がられたと 感じることが出来なかった。 そのことが潜在意識の中にあるので、拒絶を常に恐れることから、無意識に自分自身 を守る、防衛するという行動に向いてしまうでしょう。そうすると、その行動は守りや受身 に傾くか、あるいは、他の人と関係することは、相手が自分に無理難題を作るのでは と心配するか、関係の中に責任さえ取りたくないと思うかもしれません。 金星と土星のスクエアのある例では、まさにこの定義と仮説のような事が起こって いました。自分から告白し、関係を持った数日後に付き合えないと言った男性が いました。決して気持ちは遊びからではなかったけれど、二人がそれぞれ背負う お金を含む責任の大きさから、彼は勇気も責任も取りたくないと思った。 だから気持ちはあっても、関係を続ける事を止めた。彼の金星は楽しみや愛情が、 責任という重いものにしか思えなかった。愛が何かが分からないから、金星/土星 の罠から抜け出せないんですね。目の前にあっても気がつかないか、避けて通る。 彼は真実を語り誠実ではあったけれど、そこにあるお金の問題(お互いの子供を 養うこと)はあまりにも彼には大きすぎた。 他のスクエアの例では、本人が愛情面で矛盾を感じていなくても、他者から見たら 明らかに打算と自己愛しかないような場合がありました。 相手の事を本当に好きでありながら、彼との結婚は自分の行動の自由の制限を 示すことと、自分の生家を離れることだったので、結局別れた女性がいました。 それでも彼女の中ではまだ諦めることは出来なかったので相談に来たのですが、 愛の本質から見ればとてもその行動は、私には奇妙に見えたのでそれを指摘して みたのです。この部分の矛盾を自分で知らなければ次には行けないと思ったから。 彼女は、自分の考えが間違っていないと息巻いて、自分を守りに入りました。 そして、自分は彼とはやっていけないと意地になって確信することが、そのやり取りで 得たたった一つの成果だったのです。 自分の心の中の真実の愛が感じられるのに、土星はそれを禁じてしまうのですから なんとも悲しいことです。 私は7室に水星があるので、こうやって人間関係をテーマにした話ばかりです。 これが2室の人ならば、お金儲けについて話すのでしょうが。 最近の私の中のテーマは、人間関係におけるカルマについて。カルマの関係とは 具体的にどのようなシナストリーを持つか、また前世と今世の関係における解決 すべきテーマは何か、といったことを考えていきます。 金星/土星シナストリーの場合、前世では二人の間の関係が安定と信頼によって 繋ぎとめられていて、金星の人は土星の人に守られ、援助されていたということ。 今世では、それらの恩に報いるべく、金星の人は愛と感謝をもって土星の人の信頼に 答えることを望みます。(ソフトアスペクトの場合) 過去からの良くない記憶を呼び覚まされるのがハードアスペクトで、土星の人は結局 恐れのため金星の人への情緒的な冷たさで返すか、責任の重さで関係のウエイトを しめて、楽しみを二人から取り去ることになります。 私の金星に相手の土星の合という友人がいます。ハードアスペクトでないので、 私には関係が困難には感じないし、それよりも、私が相手に金星の娯楽と楽観性 の部分で影響を与えていることは確かです。相手の土星の説教話を一応聞くの ですが、私は全くまじめに相手にしないので、あきらめるけどそれでもまだ相手は 話してきます。それはあるビジネスを介して関係を強くしたいという相手の要望です。 ここにも金星と土星シナストリーの象徴的なお金に関する結びつきがあります。 私の金星が土星で制限を与えられていると思うかもしれませんが、土星は てんびん座でExaltation、金星はDignityです。 てんびん座の土星は、真面目で成熟した関係を持つこと。契約と責任の場所です。 この二つが合わさると、そこには誠実さと安定性があります。もう15年の付き合いに なるし、相手は私より10以上も年が離れています。 ​​​​​​​​​​​​coc​​ona​​la​​ココナラブログからも記事配信中

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