Moon Phases

パラスーPallas in Political Astrology

今回は、政治、戦略をアストロロジーで語るとどうなのか。Political Astrologyなるテーマが私の目を引いた。

日本の巷の「占い」とAstro-logy(学問)を分けて表示する必要はいつも感じています。理論的裏付け無しで当てるのが占う。当てることに価値を見い出さないのが学問。理論と事象の関係を掘り下げて解く地味な作業ばかりです。

太陽は人のエゴ(自我意識)、意識の中心であり、意識的行動や認識の主体である。意識のなかの唯一の元型。神話では、ゼウス(木星)の頭から生まれたパラス・アテーナがパラスの意味の元型。神話のアーキタイプの説明は省く。


顕著に置かれたパラスは、例外的に政治的な戦略家を可能にする。 優位な社会秩序を守るパターン認識、戦術的な展望を持つ天性は、パラス・パーソナリティには普通である。 太陽合パラスの人々は、最も強い政治家の信頼できる政治顧問になる才能を持つ。

パラスが芸術的なセンスや知恵を示す一方、太陽と共にある時、パターン認識力が自我とセットで働く。具体的に権威の位置を補佐する戦略家の才と明記されてることは興味深い。パラスー太陽は社会的承認
をも示す。顕著に置かれたなパラスは個性の重要な一部になり得る。

獅子座とパラスなら王者の承認を受ける。類稀な芸術的センスで、強い自己を彩る。天秤座とパラスが共に働けば、広いサークルでの人間関係は、根回しに始まり根回しに終わる。弱い太陽は、王位の完了が目標ではなく、まるで優雅にチェスをたしなむ過程(パラスの芸術)が自我そのものであること。闘いを迂回し鎮めながら、戦略を図り目的に向かうことは、政治では正道だと思う。このパラスの才能は明らかなので、個人のチャートでは私は真っ先に確認してます。