Moon Phases

2023/10/20(金)16:40

執着する愛ー冥王星_リリス

シナストリー(26)

執着する愛_冥王星 シナストリーの中で一番話題になりやすいのが金星/冥王星コンビ。世界中のマニアの間で一番テーマにしているでしょう。コンジャンクションを含むハードアスペクトの場合、極度の心理操作を伴う執着愛を体験し、ソフトアスペクトの場合は長期の安定した関係なら、強い結び付きを与える良いものとなる場合が多い。これがあるからと言って恋愛関係を保証するものでは無いが、相談の中で恋愛未満の中に多く現れるものでもある。公の場で目立つクレイジーさで魅せるのもこの様相かも知れない。例えば冥王星が獅子座時代では、ステージ上のスターに夢中になって陶酔することも、オープンで派手で創造的な恋愛ドラマも獅子座時代らしいものだったでしょう。そうかと思えば天秤座冥王星時代では、行儀良い公の裏でまたは一対一の関係の中で心理ゲームの様相で愛情操作が繰り広げられたりする。冥王星や金星のサインが何処にあろうとも、ハードアスペクトは正に心理レベルで「クレイジー」になる可能性が高い。冥王星人は金星人の心の深淵を簡単に知り支配出来るし、金星人には人生で本当に特別な体験として感じるが、ハードアスペクトが厳しいなら時に最低の事件として記憶に残るものでもある。ではルーラーでありディグニティにある金星が天秤座で冥王星とコンジャンクション(ソフトとハードアス)の相性では如何なるのか、、互いに毎日言葉で行動で愛情を伝える事がとても簡単で、それは人々の間でも可愛らしいくらい明らかで、それがクレイジーな程に夢中になって生活や現実が追いつかないくらいに二人だけの世界が作られていく(ソフトアスペクト)。それが私の体験で、愛を変容させてハードアスペクトの心理様相に変わっていく。当然金星は愛とは何かを知っていたのに、出会った事で情熱とは何かを知らされる。これは蠍座の冥王星の様に、よりが戻ったり嫉妬させたり、バイオレンスありのドロドロさとは違うかもしれない。 執着する愛_ブラックムーンリリス そして執着愛の冥王星が良くも悪くも魂の変容という綺麗なシナストリーと私が思うのに対して、リリスの執着愛は暗いです。ここのリリスはブラックムーンリリスです。神話のリリスはアダムの最初の妻で、家父長制の権威に反抗し自由を主張してエデンの園を飛び出した(諸説あります)女神です。その後神の執拗なる追っ手に抵抗し結果… 神話リリスの象徴の意味にはより暗い冥王星的な意味があります。リリスは自己主張する場所であり、心の暗部、被害者意識、性的パワー、トラウマ、怒りや無力感の場所etc.という。これらの意味はハウスやサインや様相で決まってくる。 ここでは男性のチャートにおけるリリスのシナストリーの実例で幾つかの「虐待」「暴力」の実例を見てみます。リリスは女性の象徴だが、男性のリリスはリリスのもう一つの意味を現すかも知れない。好みの女性のタイプと以下の実例の通りです。リリスは意味が何であれ親密な関係での強力な引き合い、魅力になるのは確かです。結局この種の関係の実りの部分は、各個人の中の自助作用を引き起こす事にあります。 例1、男性(リリス合海王星)と女性(月合海王星)がコンジャンクション 男性の射手座リリスは粗野でクスリや逃避のセットとして女性を扱おうとします。彼女は日々の安寧を感じられない様な脅威に無意識に晒されていっても、自分も一緒にクスリや理想に逃げ込む事でその不安を和らげるという中毒性の相性になっている。男性のリリスは力と欲望etcと関係があるのと、この例では女性のルミナリーズと男性リリスがハードアスペクトなので彼女を死に追い込んだこと、服従を意味する物理的な暴力も何度も繰り広げられた。 例2、男性(リリスopp火星sq冥王星)と女性Ascのグランドクロス 男性自身が持つリリスを含むTスクエアは典型的なサディスト様相。リリスは双子座にあって情報を集め戦略を変えて決めるタイプ。欲のためには先回りして阻止するか網を張るか、使えるツールも考慮し無慈悲。注目すべきは冥王星が女性のDscにあって身体ボディに全てハードアスペクトすること。逃げようとするか服従しない場合は心理と物理両方の「暴力」です。女性がそこから逃げる術は、頭脳と計画で懐柔しつつ、この男性のTスクエアを刺激しない様悟られ無い様にする事で、ASCは直感でそう動きます。男性の心理と肉欲が原因の女性の身体への負担は大きいので、免疫系の問題(自己防御機能)は結果となった。 例3、、、 まとめ 忘れてはならないのは相性を見る場合、他の惑星様相が重要性の点で大きい事。ルミナリーや個人惑星の内容を先に考慮すべきでしょう。 リリスの種類について https://plaza.rakuten.co.jp/greenery/5001/

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る