海王星/月シナストリー
海王星/月シナストリー大きな海原の中の一つの潮の流れシナストリーの一つの様相は、二人の相性の中のたったの一部分を示してるだけだから、この様に表現する人もいる。同じ様相があっても、同じ様に現れるとは限らない。その強弱は二つのチャート全体からしか分からない。そのエネルギーを表現するなら、日常のちょっとしたやり取りに現れるものから破壊的なものまで力量はグラデーション化してる。海王星/月シナストリーソフトアスペクトは大きな害は無くても、欺瞞や嘘が少なからず必ず存在する。ネイタルにハードアスペクトを持てば日常的に欺瞞や嘘の中、つまりは自分の理想と現実の区別が付かない妄想の世界で生きている。シナストリーならしっかりと現実が見えている月人でない限り、海王星は月に理想を信じ込むように投影しているのに気づかないかもしれない。海王星は騙したい訳じゃないけれど、夢の中で理想を見ようと誘うかのよう。それでも一時の理想主義は逃避に向けなければ心地よいと感じる。空虚を示す海王星と内惑星ハードがネイタルで強い場合、根拠や認識なしで他者を欺瞞に誘導する事になる。理想と幻滅の間で生きること。単一の海王星/月のシナストリーが存在するだけでなく、この様なネイタル海王星と調停なしで関連するなら関係は深刻化するでしょう。自分の海王星が誰かの内惑星とハード様相を作るなら、海王星は進んで距離を置く方が良いのは、そこには欺瞞と嘘で他者と面する可能性しかないからです。二人のエネルギーの大きな流れの中のこの一つが、小さいものか深刻なものかは個々の人の出生図によっても決まってくる。海王星/月/太陽/火星がシナストリーでソフトアスペクトを持つ場合、全く好ましいエネルギーが互いに流れる。海王星人は月を理想化、時には幻想の下に置きますが、現実の範囲内のことです。月人には経験したこともない様な海王星からの憧れの対象になる。ハードアスペクトなら幻滅と、自分を見失ってることを認めることの困難さと見たいものだけを見る、真実への否定さえある。