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はたぼー 旅の空から

はたぼー 旅の空から

アモイの旅

平成20年7月4日から9日 マイレージを利用して 福建省アモイに出かけた。
予定は 次のとおり
4日 AKITA 7:15 HANEDA 8:20
5日 HANEDA 7:25 KANSAI 8:40
KANSAI 10:10 XIAMEN 12:40
8日 XIAMEN 14:20 NARITA 19:10
9日 HANEDA 9:00 AKITA 10:05


・・快晴のアモイ駅・・7月5日
全日空機で 関空から飛び立った飛行機はあっという間にアモイについた。
アモイ空港は、地方空港らしく ずいぶんと小さい。
ガイドブックでは、中心部まで20分。タクシーで40~60元と書いてあった。
つまり 600円から900円ということになる。
安い。。。

でも、今回は、バスで向かうことにした。2元だった。30円??
市内まで約20分だった。
アモイ駅
泊まる予定のホテルは、アモイ駅から10分以内のところにあるらしい。

なんとか行ってみた。終点って 分かりやすい。
で 地図を見ながらなんとか探す。
アモイ駅周辺は、高速道路工事で 埃っぽい。

地図を頼りに 行ってみる。富山というところの貿易ビルの後ろにあると書いてあるが、さっき空港から駅に着く途中にたしか貿易ビル 通ったけど、そこから結構バスで走った気がする。
駅前から横断歩道もないところを とことこ渡って行ってみる。

10分歩いたけど ないじゃん。15分歩いたけど ないじゃん。 どこだぁ って 叫びたくなるころ、ホテルらしきものが出現。
今回のホテルは マンションの部屋をホテルにしているウィークリーマンションワンルームタイプって感じ。
1泊 160元 約2500円くらい 今回は3泊だ。
デポジット込みで 800元を支払う。

ここまで たっぷり汗をかいたので、シャワーを浴びて ちょっと休憩。

どこに行くか シャワーを浴びながら 考える。

アモイの観光地は コロンス島、南普陀寺、台湾民族村など 数えるほどしかない。
今回の旅は あまり無理をしない旅。

南普陀寺に行ってみる。


ホテル前のバス停から アモイ大行きのバスに乗って 南譜陀寺に行くことにした。
バス代は 2元。 市内バスは ほぼ2元らしい。カードだと 1.6元と書いてある。

約20分で 終点のアモイ大に到着。この隣が お寺さんだ。
南譜陀寺

3時過ぎで 暑いのに 人がいっぱいいる。
拝観料3元を支払い 入場する。

ここは「唐代創建の仏教寺院で、観音菩薩の主要道場の一つ。
 敷地面積は3万平方メートル以上あり、天王殿、大雄宝殿、大悲殿、蔵経閣などが並んでいる。天王殿の入り口前には池が二つあり、その池の間に仏像が安置されている。大雄宝殿内には過去・現在・未来を表す三世尊仏が祭られている。」らしい。

敷地が広いので 休み休み 歩いてみる。

2時間かけて 階段を上り下り。観光地らしい観光地だった。



南譜陀寺から 1番のバスに乗り、途中 アモイの繁華街 中山路で下車する。
バスは 1律2元だと思っていたが、このバスは1元 エアコンがついていないかららしい。

中山路をぶらぶらするも そういえば、なにも現地のもの食べていないことに気づく。
でも レストランらしいものが 見当たらない。
と 小路に入ってみる。

ありました。ありました。行列できてるじゃないの。
と 並んでみました。
具を選んで、麺とスープに入れるというシステム。
前の人やり方をまねて 注文してみる。

えび・いか・目玉焼き・油揚げ・あと適当 って感じ

すごく 美味しかった。(おなかすいていたからか・・・)
中山路の大中沙茶面
沙茶面は アモイの名物料理(あとで知った)すりつぶしたピーナッツがたっぷり入った、甘くてほんのりスパイシーなスープの麺料理らしい。



適当に散策した後ホテルに戻る。近くのスーパー「多好又多」に入り、フルーツを購入。
ほとんど グラム単位だね。
20個ほどの ライチを 2元、5個の白桃を 4元で購入。安い。


7月6日 2日目

天気は 快晴
今日は コロンス島に行く。ってなわけで 朝早くからホテル前から 27番のバスに乗る。
これも 1元 エアコン無しだ。
バスは 風を切って走る。

フェリー駅前は、人がうじゃうじゃ。
そうだ 今日は 日曜だった。
ただでさえ 観光客がコロンス島は多いのに、今日は どのくらい・・・・

まず なにか食べて、それから 動こうと
杭州小籠湯包

杭州小籠湯包のお店に入る。

まずまず の味だ。

10個で 6元 スープ付きで 8元。 うーん 安い。


コロンス島はアモイの一番の観光地。中国では「鼓浪嶼」(グ・ラン・ユ)と呼ばれ、一度は行ってみたい憧れの場所だそうだ。

コロンス島は、面積は1.78平方キロメートル、徒歩で半日で一周できてしまうくらいの小さい島。この島が幾度も歴史の大舞台にのぼっていることで、世界中にこの小さい島が知られているのだ。

 世界に注目された転機が二つある。オランダに支配されていた台湾を解放したことで知られる鄭成功(日本人のハーフ)が、島を根拠地にして兵を駐屯させ、訓練を行った明末期と、アヘン戦争後の二つ。
アヘン戦争後、列強の進出が続いた時期にコロンス島は公共租界地に定められ、イギリス、アメリカ、フランス、日本、ドイツ、スイス、スペイン、ポルトガルなどが次々に領事館を開設した。それに伴って個人の邸宅や、商店、映画館、ダンスホール、図書館、教会、病院などが建てられ、約半世紀の間に、小さな島は世界各国の様々な建築デザインが並ぶ華麗なギャラリーのように変貌したのだ。

このコロンス島に行ってみる。
コロンス行きフェリー
コロンス行きフェリー前は、観光客の団体でいっぱい。なぜわかるかというと、それぞれの団体毎に、同じ帽子をかぶっているから。(かっこわり~ 写真左上 黄色の帽子がそれ)

すぐ目の前に 島が見える。このフェリーは、行きは ただでのり。帰りに8元支払うシステム。ちいさいフェリーにどんどん乗っていく。通勤ラッシュ並みで、吊り輪が上からたくさんぶらさがっている。さすが、日曜日の観光地って感じ。(写真中段)

フェリーからどんどん人が吐き出されていく。左手に行くと、電気自動車がお待ちかね。
ここは、電気自動車以外、徒歩しか交通手段がない。それほど 小さい島なのだ。



街中には、租界時代の洋館がそのままに使用されている。
コロンス洋館群

右上は、旧日本領事邸。荒れ放題。
戦後主権が中国に移ってから、そのまま、中国人の家族が複数住みつづけメンテナンスしないまま朽ち果てる寸前の旧館も多く、古さだけが目立つ場所もあり、不思議な場所に来てしまったような気分になる。

路地裏では、洗濯板で洗濯をしている女性、道路をまな板代わりに魚を調理している魚屋など、観光地とは思われないエリアも多いのだが、平気で観光客が歩いていく。住民も、なんとも思っていないし、生活空間をすどおりする観光客も同じ、とっても不思議な感じだ。



コロンス島には、多くの観光ポイントがある。入館料などがかかるところだ。
フェリーで島につくと、観光案内所があって、5ヶ所まとめて入館料80元のチケットを売っている。日光岩、菽庄庭園(ピアノ博物館)だけみても90元だから、多少お徳だ。

コロンス島は、租界時代から多くの外国人がピアノを持ち込んだことから別名「ピアノの島」
と呼ばれている。今では人口当たりのピアノ保有台数が、中国でナンバー1ともいわれている。島には音楽学校もあり、著名なピアニストも数多く輩出し、中国唯一のピアノ博物館まである。

菽庄庭園にはピアノの博物館がある。
庭園



コロンス観光では誰もが登る日光岩
下から眺めるのと、上から見るのでは、全然違う。絶景がそこにある。コロンスに行ったら是非登ってほしいもの。360度のパノラマは、必見。



日光岩
日光岩の山頂を下ると、共通料金で入れる百鳥園の入り口に着く。
ロープウェイで 向かいの山に行くのだ。そこには、放し飼いのキジや鳥(ほかに種類知らないから)がいるのだ。
その中で、オウムの芸を見せるステージがある。
高校生くらいの少女たちが、オウムに芸をしこんで、見せるのだ。数字合わせとか、いろいろ。最後に、お客さんが持っているチップのお金をもらいに行くという芸もある。
百鳥園
ロープウェイで戻ると、そこには、鄭成功の記念館がある。



気がつくと、もう3時を過ぎている。まだ、昼食食べてなかったな。繁華街の通りに行き、名物の魚のすりみの団子スープと牡蠣の卵とじを食べる。
牡蠣の卵とじは、台湾で 一回あたっているので慎重に食べる。
昼食
街中には、採れたて海産物を使って調理するレストランがある。

おなかいっぱいになったところで、オルガン博物館へ。
でっかいパイプオルガンなど たくさんある。


今回は、見なかったが(見る気しなかったが)、水族館や蝋人形館などがあった。
夕暮れ
コロンスの夕暮れは、建物をライトアップするところから始まる。
対岸の明かりも きれいだった。

1.jpg
夜は、中山路に近いところで、とうがらしたっぷりの麻婆豆腐(すごい量とうがらしだった。)を食べる。



-アモイ3日目 7月7日-

天気予報では、旅の期間中、晴れの予報だったが、
朝から どしゃぶり。

ホテルの周辺の工事現場は、水びたし。車が、走行にいい場所を選ぼうと、走るもんだから道路は渋滞。(写真下右)
雨・雨・雨
雨の観光は きついなと、ゆっくりご飯を食べにいく。
豆乳・目玉焼き・揚春巻・肉松入卵粥 を頼む。
似たようなものばかり頼んで、店員に いいんですか?みたいに言われた。
むきになってOKだして、あとで後悔。

中国では、黄身はストローで吸うらしい。ストローがついてきた。



すこし晴れてきたので、コロンス島一周の遊覧船に乗ることにした。
15元で コロンス島に上陸でき、帰りの料金も含まれているらしい。
昨日は、単純往復8元だったから、かなりお得だ。昨日乗ればよかった。
遊覧船
島を回っていると、怪しげな雲がせまる。
その下を 通ると 雨・雨・雨。遊覧船は、窓もないから、横風で 結構ぬれる。しょうがないか。。。。
40分の遊覧が終わると することがない。とりあえず、ご飯を食べる。麻婆茄子、まあまあの味だった。

ほんとに 雨の日は 観光する場所がない。
中山路の裏通りを歩いてみた。
コロンス島もそうだったが、この通りも、歴史を感じさせる。
古い建物がいっぱい。
街中散歩
壊れかけの建物もたくさんあった。
市場を覗くと、人々の生活が見えてくる。


雨の日は 食べてばかり。

台湾料理の店で 夕食をとる。チキンカレー定食 15元 240円くらい。
台湾中央にある集集という場所からとった店の名前だと、店長が説明してくれた。
彼も 台湾から来ているとのこと。
いい場所だよ と 言っていた。
 
1.jpg
雨の夜景も まあまあ、夜 傘を買いに 近くのカルフールへ出かけた。



7月8日

朝から雨 やっぱり雨。
アモイ最終日なのに・・・・
朝食前に 胡里山砲台にいった。
砲台の望帰台からは台湾の金門領島も見える。砲台は1891年(清の光緒17年)から建造が始まり、5年の歳月をかけてやっと完成したらしい。

胡里山砲台
ついこの間まで、軍事地域であったこの地域に、観光客がたくさん訪れる。平和な中国の象徴みたいなもの。



また、バスで戻り、台湾料理の店で、
楊州チャーハン、魚のすり身スープ、エビギョーザを食べる。

急いで ホテルに戻り シャワーを浴びて、空港へ また バスで戻る。

そして 機上の人になった。

今回の現地旅行費用 ホテル込みで 3泊4日15,700円(いろいろお土産付き)
両替を30000円したのに・・全然使ってない。
次回のために 残すことにした。
機上の人


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