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カテゴリ:研究
映画の内容に触れている部分があります
内容知りたくないと思ったら、読むのをやめてくださいね この間、アメリカ研究をしている院生仲間と RAINMAN(1988)を見ました。 トム・クルーズとダスティン・ホフマンの関係が、 アメリカ東部から西部に向かう車の旅の中で いかに変っていくか、という話。 いわゆるロード・ムービーです。 アメリカ西部の象徴的意味、 ・男らしさ(カウボーイや大地を突っ切って走る車を運転する男) ・荒れて乾いた大地(⇔人間同士のつながり) ・可能性(西への広がり)と限界(大陸の西端) ・雑多な人々が暮らす忙しい都市を離れて自己を確認する場所 などなどが映画の中で利用されていたと思います。 トム・クルーズの出世作といわれるだけあって、 いい演技してました。ダスティン・ホフマンも。 これを、こないだ見たInto the Wild(2007)(注:クリックすると音でます!)と比較すると・・・ RAINMANでは男二人の関係が密になっていく、 それに対してInto the Wildは、 ポスト・ヒッピー世代といえる孤独な男が、 ヒッピーのコミュニティに属すこともなく、 荒野へ消えていく。 同じような西への旅でも、 違う結果になっていくのは、 やっぱり20年という歳月と社会の変化を感じる。 より若者の心の繊細さがリアルで胸に迫ってくるのは、 実話に基づいてるということもあるけど やっぱりInto the Wildやな~。 今年の2月にDVDもリリースされたみたいなので ぜひ!おすすめです! 本もあるので、今度は本読んでみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.26 08:57:54
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