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「深イイ話」Sports

王選手がライトを守った
ONコンビと呼ばれた長嶋茂雄さんと王貞治さん。
王さんが世界タイ記録となる755号ホームランを打った際、
派手なことが苦手な王さんへの長嶋監督の粋な計らいで生まれた深イイ話です。
王が打ちたてた歴史的大記録。
その余韻冷めやらぬ中、巨人の選手たちが次の回の守備につこうとした時のこと…

長嶋監督が審判に対して意外なことを口にした。
それは…
長嶋「ファーストのワンちゃんをライトに!」

王の普段の守備位置はファースト。ライトなどこれまで一度も守ったことはない。
戸惑いつつも、ライトの守備に向かう王。するとそこに待っていたのは・・・

ライトスタンドを埋める巨人軍の大応援団。
ファンと喜びを分かち合う王。

シャイで派手なことが苦手な王の性格を知り尽くしたミスターらしい粋な計らいであった。

オリバー・カーン
カーンに20人の子供達がPKで挑戦。
見事ゴールをしたら1人につき500ユーロの募金がされるというチャリティーイベント。

カーン「お手柔らかに頼むよ」

主催者はあらかじめ500ユーロと書かれた小切手を20枚用意。

和やかなムードの中、カーンがとった驚くべき行動とは?


次々とシュートを防ぎ、ついに20人全員のボールを止めた。

主催者「これじゃチャリティーにならないよ…」

するとカーンは…

カーン「たとえ子供相手でも手抜きはできない!」
カーン「でも…チャリティーは大切だ!」
そう言うと…

自らのポケットマネー1万ユーロを募金。
それは子供達全員がゴールした場合の金額だった。

高校サッカー(1)八千代高校
毎年行われる全国高校サッカー選手権。
試合に負けた選手達は、ロッカールームで監督から最後の言葉を贈られる。
これが本当に深い言葉が多い。

去年の大会での千葉県代表、八千代高校。
雨という最悪のコンディションのなか行われたこの試合。
0対0で迎えた後半のロスタイムに、八千代高校に最大のピンチが!
雨でキーパーのパンチングが滑りオウンゴール。

この1点で敗れてしまった八千代高校。
ロッカールームに戻り、砂金(いさご)監督からの最後のメッセージが選手達に送られます。
そんな八千代高校、1分間の深イイ話。

監督「本当にみんなと出会えて良かった…みんなとサッカー出来て良かった。
   全国大会ってイイよな!今日は良いサッカーしてたよ。でも、サッカーだから点取らねぇと勝てねぇんだな」

そして、泣きじゃくる生徒達へ最後の言葉が…

監督「だってお前ら、日頃から一生懸命やったからこれがある。
   プロセスが大事なんだから。適当な事やってる奴にこういう思いは出来ないんだよ。
   この経験をした人は、良い大人にならなきゃダメ
   沢山の子供達に、夢を与えられる様な大人になって下さい」

適当な事をやっている人間に、こんな思いは出来ない。

高校サッカー(2)鳴門高校
徳島県代表 鳴門高校。
2-2で試合の決着がつかず、PK戦へ。
そして、両チームとも譲らず9本目。決めなければ、負けてしまう鳴門高校は…

PK戦の末、くしくも敗れてしまった鳴門高校。
そんな彼らに送られた、監督からの最後の言葉・・・

香留(かとめ)監督はゆっくりと話しだした

監督「勝たしてやれんで、ごめんなさい。負ける事は、恥じゃない。恥なのは、負けて立たん事」

そして、卒業する3年生にこんな言葉をかけた

監督「次もう一回、お前らの次の道行くんぞ。もう一つ、明日は味方だ。
   誠実に生きよったら、みんな味方してくれる。
   ここからはワシとお前らは、教師と生徒じゃなくなるから。ワシら友達な、ずっとずっと」

明日は彼らに微笑んでくれる

貴乃花の引退
2003年、雅山との一番で左肩を負傷した横綱貴乃花
その体は満身創痍…ついに引退を決意した。

しかし、誰よりも横綱の再起を願っていた妻・景子さんは・・・

景子「神様なんていないんだ・・・
こんなに相撲を愛して頑張っているあなたにまた怪我をさせるなんて・・・」

すると貴乃花は・・・


貴乃花「神様はいるよ。」
景子 「えっ!?」
貴乃花「神様は、もう頑張らなくてもいいよって言ってくれているんだよ・・・」

景子さんが引退を受け入れた瞬間だった。

そして、引退会見の席で
貴乃花「今でも相撲というものを愛しているということが、私の誇りであります。」

景子さんが一番好きな、貴乃花の言葉である。

試合に敗れた帝京イレブンに廣瀬監督は…
監督「あの、ちょっとしたマークの確認、そういう勝負の中で隙がお前らの中にあったんだろうな。
サッカー続けて行く3年の連中に言うけども、甘い!
まだまだ精神的に甘いぞお前ら!
2-0のビハインドで、もっととぐろ組んで1点でも返してくる様な選手達だなって思ってたけど。
後輩にこのしんどい時に踏ん張れる姿見せてくれなかったお前ら。
色んな部分で、やっぱもっと、みんな選手自身が強くならないと、
いざとなった時に、そういった力が発揮出来ない、サッカーだけじゃなくて。
よく3年生達は覚えていてくれ。」

カズの言葉
98年フランスワールドカップ。
城は日本のエースとして出場。

しかし・・・

城は期待に応えられずノーゴール。

日本は3連敗で大会を終え、マスコミからも激しいバッシングにあった・・・
そして、帰国した成田で衝撃の事件が・・・

ファン「お前、よく、帰ってこれたな!」

心ないファンから水を掛けられたのだ。
これは、試合に負けたこと以上に城を苦しめた。

そんな時、カズから電話が・・・
しばらく雑談した後、この一言が城を救った。


カズ「みんなが、お前をエースと認めた証拠だよ」

尊敬するカズからなにより嬉しい言葉であった。

今や世界を代表する日本人メジャーリーガー・イチロー

シアトル・マリナーズ『イチロー』。
移籍1年目の2001年シーズンオフ。 シアトルの小学校を訪問した時、「プロ野球選手になるには…」と子供たちに聞かれ、イチローはこう答えた。

イチロー「グラブやスパイク、バット。
お父さんやお母さんが買ってくれる物で、必ず大事にして下さい。
グラブやスパイクを自分で磨くことによって良いプレーが出来るようになります。」

子供たちへのメッセージは「道具を大事にする」という事だった。
もちろんイチロー自身、誰よりも道具を大事にし、未だに自分でバットやグラブを磨いている。
しかし、そんなイチローも一度だけ三振をして悔しさのあまりバットを叩き付けた事があった。だが、試合後直ぐ、そのバット職人に謝罪。ちなみにその職人の名は、久保田五十一(いそかず)。イチローの背番号と同じ『51』と書く。



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