アラフォーからの研究留学～NY英語奮闘記～

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  さらばTOEIC -TOEIC IP結果-

  ちょっと刺激的なタイトルですが、私はアンチTOEIC派ではありませんので、、、条件付きでTOEICはいい試験だと思っています。アウトプットの能力が測れないことを念頭に置いた上で、500-800点辺りのレンジではかなりいい指標なのではないかと思っています。私は、かれこれ５回受けましたが、当初の３回は英語力の客観的指標として受験し、前回と今回は、とある団体にスコアを報告するために受験しました。前回は、2012年の３月に受けました。その時に要求されたスコアは900点。しかし、試験当日のコンディションは最悪、、、嘔吐下痢に悩まされ、リーディング中に何度もトイレに駆け込む始末、、、結果は890点と目標スコアに達せず、とある団体のフェローシップに条件付きの合格となり、今回、改めて、900点以上を目指すことになりました。英検受験時の感想にも書きましたが、前回受験時と比べ、リスニングは格段の進歩をとげ、意味の塊で英語を聞けるようになり、リーディングも日々の多読が功を奏し、かなりのスピードで読みこなせるようになった（つもり？）ので、ここは900点と言わず、いっそのこと950点くらいとってやろうと意気込んで（意気込みだけですww、実際にはTOEIC向けの対策はしてませんがww）試験に臨みました。当日のコンディションは上々、試験に間に合うように、実験を急いで終わらせたため若干の疲れはありましたが許容範囲でしょう。前半のリスニングは、part2で一問全く聞こえなかった（集中力が途切れた？？）以外は、内容はほぼ理解でき、前回と比べても、全体の理解度としては格段に向上したと思います。リーディングはDPの分量が増えたなーと思いながらも、15分程（！）余裕を持って終了。こんなに余ったのは初めてで（前回、余らなかったのは当然？）驚きました。課題の語彙も以前よりは確信を持って選べるようになっていました。L 480, R 470で950くらい取れてるんじゃない？なんて考えていました。で、結果は、、、勘違いが甚だしかったですねwリスニングは多分10問以上間違えています。問題は、間違えた自覚がないことですねぇ。恐らくは、まだまだ細部の理解が今ひとつなんでしょう。あとは、今回はひっかけが少なかったなーなんて思っていたので、多分、見事に引っかかったんでしょうw聞き取りの精度を高めることが当面の課題となりそうです。今やってる「知識と教養の英会話」のディクテーションと音読をしばらく続けてみます。リーディングは目標に近づきつつあり、手応えとスコアが一致しており、語彙の強化を続けていこうと思います。本当は、950点以上を取って、もうTOEICでは俺の英語力は測れないぜ的な台詞を吐きたかったのですが、まだまだ測れますねwwwヘンタイへの道はまだまだ遠いですね。最近は、仕事が一段落着いたので、比較的時間があり、オンラインレッスンを一日4-6レッスン受けています。４つのスクールの予約を管理するのはかなり骨が折れるので、時間があるうちはしばらくこのペースで続けて、仕事がまた忙しくなってきたら、少し絞っていこうと思います。あ、英検が一段落したらもう一回TOEIC受けなきゃいけませんかねぇww【送料無料】知識と教養の英会話 [ クリストファー・ベルトン ]価格：1,995円（税込、送料別）

  2012年12月22日

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• 英検２次受験記

  かあさん、僕の英検２次の結果はどこに行ったんでしょうねぇ。そんな言葉をつぶやいていたところですが、遅ればせながら、英検２次の結果が送られてきました。発送は、11月中旬のはずですので、恐らく、隣のNew Jersey州の同じ名前の町をさまよっていたんでしょう。結果と今後のために反省を少々。結果は、56/100で不合格でした。あと4点でしたが、点数ほどの手応えはなかったので、むしろ意外に点数がとれていて驚いています。セクション別の配点は、Short speechが18/30、Interactionが16/30、Grammar & Vocabularyが8/20、pronunciationが14/20でした。まずは、Short speechですが、topicはenergy関連の話題を選びました。まぁ、英検でenergy関連と言えば頻出で、人によっては楽勝でしょうが、私にとっては多少の知識はあっても、speechとなると結構難しかったです。ちゃんと自分の立場を最初に明らかにして、イントロのあと、ボディを少々肉付けし、結論へと構成は一応、守ったのですが、ミスを恐れるせいか、語彙も内容もぺらっぺらに薄いものになったような気がします。沈黙せずにしゃべり続けましたが、内容があまりにも薄い。。。インプットを増やすのと、アウトプット用に使える語彙や表現を増やさないとだめですね。質疑応答では、自分の立場を勘違いしてしまい（苦笑）、反論をきっぱりと述べた後、あ、これ自分は反対だったと思い直し、こういう反論がよく語られますが、私は、、、みたいにつなげて、前置きがすごく長いけど、結論がしょぼい変な回答になってしまいました。よくディベートのテクニックとして、話しやすい方の立場を選ぶというのがありますし、実際に試験の時はそうするべきでしょうが、反対の立場を選んだばかりに質疑応答のときに本音が出そうになってしまいました（苦笑）トピックや立場に関わらず、うまくディベートできる日はいつ来るんでしょうね（苦笑）今回は合格できませんでしたが、受験してよかったと思います。受験しなければ、忙しさにかまけて勉強しなかったからでしょうから。次回も、試験当日に体が空いている限りは、忙しくても受験しようと思います。合格できるくらいの英語力を身につけるために頑張っていきます。

  2012年12月01日

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• エリザベス健在なり

  今日は、久しぶりにEnglish Powerでエリザベスのレッスンを受けました。先週中頃に復帰との知らせを聞いていて、ようやく今日実現、一ヶ月ぶりでしょうか。American Accent Trainingコース、Effective Presentationコースとこれまでコース物をとってきましたが、今回もMarket Leaderコースを取ることに。しかし、エリザベスのコンピューター（家族から借りているらしい）が不調で、資料が開けず、エリザベスの選んだトピックをすることに。寄生虫の話題で、ある種の寄生虫が宿主（ヒト、サル）の腸内環境を整え、炎症性腸疾患の症状を軽減するという、以前から知られていた事実で、私にとっては初見でも大筋は分かる内容ではありますが。。。これって、RDさんと話していた即興レッスンやんと思いつつ（即興は苦手w）、まずは音読。早速、American Tがなってないわとのダメ出し。続いて、１分で考えて、２分間で内容の要約をスピーチしてと。。。英検はもう思い出したくないですwwwこっそり２分考えw、恐る恐るスピーチを始め、途中、私自身の知識を混ぜるも、それ、あなたの知識でしょと鋭いツッコミwその後、段落ごとの意味確認に続いて、筆者の一番言いたいことは？と聞かれ、こういうのってやっぱり最後の段落よね、なんかジョークっぽく書いてあるしと思いつつも、キーとなるsqueamishの意味が分からないw、パス単で見た（見ただけw）と思うも意味は覚えておらず、前後の文脈からnegativeなfeelingだろうということしか分からず、squeamishのまま答えると、あなた、squeamishの意味が分かってないでしょ、rephraseしてwとのツッコミ。unpleasantと答え、悪くないわねと言われ難は逃れるwww最後に、あなたの知らなかったsqueamishで何か例文を作って終わりましょうと、、、Recollecting an embarrassing experience is so much squeamish for me.と返すと、エリザベス爆笑しながらレッスン終了。ええ、今日の私のことですよww相変わらず私の弱点をビシビシ突いてくるエリザベス、健在でした。ヴェロニカの癒しレッスンもいいですが、私はやっぱりこっちがいいかなww

  2012年11月18日

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• 論文とHurricane Sandyと英検と

  ご無沙汰しております。一ヶ月ぶりのエントリーとなりました。この一ヶ月はかなり濃密で、、、イベントごとに振り返ってみたいと思います。まずは、論文。前回エントリーでは、いつ論文を出せるのやらっていう状況でしたが、ボスの気が変わって、急転直下、件のデータを外して論文を投稿することになりました。うちのラボでは、論文を書いたり、グラントの申請をしているポスドクのことを、being torturedと呼んでいます。この一ヶ月はまさに寝ても覚めても論文の毎日でした。私のボスは何をするにもせっかちで、論文も短期集中で仕上げます。まずは、first draftを準備し、それをボスに送ることからスタート。それから、いつ果てるともないやり取りが繰り返されます。メールを振り返ると、英検一次当日の10月13日の朝にボスにfirst draftを送ってから、今朝、英検二次当日の午前4:00（苦笑）のボスからのdoneという投稿完了のメールまで、一ヶ月で742通（！）のメールのやり取り。。。。昨日は英検２次会場のホテルに前日入りし、英語漬けの予定も、インターネットが出来ることがボスにバレて、結局はホテルに缶詰で朝まで論文執筆（苦笑）。。。いつでも反応できるように、ラップトップとHD を持ち歩いていた日々もとりあえずは一休みです。そしてHurricane Sandy。台風に慣れている九州男児の私ですが、Hurricane Sandy（とNew Yorkの自然災害への脆さ）をなめていました。ちゃんと食料やガソリンは確保していましたが、まさかこれほど長い停電を経験するとは思ってもみませんでした。私は、New York Cityの郊外、北のはずれの田舎町に住んでいます。幸運にも私の家の 被害は、停電以外は軽微でした。しかしながら、この２週間で、10日以上停電していて、２回目の停電からようやく今朝、復旧。インターネットもようやく復旧しましたがまだまだ不安定です。ライフラインの確保に奔走していましたが、とりわけ論文執筆中の私は、電源とインターネットの確保が急務で（ボスの家は、一日だけ停電しましたがすぐに復活、つまりは家に閉じ込められてはいるが、基本ヒマだった）、当初３日間は、交通機関も麻痺していたのでラボにも行けず、電源とwifiスポットを探して、町をさまよっていました。いかに我々の生活が電気やインターネットに依存しているかを痛感しました。未だ復旧していない地域がたくさんありますので、早期の復旧を期待しています。そして、英検。論文やHurricaneにめげずに頑張って受験してきました。結果を振り返り、英語学習の今後の方針を考えてみたいと思います。一次試験はきわどく一点差で合格しました。各パートの点数と感想を振り返ってみます。まずは、語彙パート、15/25でした。過去問６回分を含め、最低点（苦笑）。語彙のなさは普段から痛感しています。今回は、おなじみのPass単を２回くらいさらっと流したのみ。。。しかし、この辺の単語って、PBや新聞を読んでいるとバシバシ出てくるんですよねー。ボキャビルはちょっと真剣に考えてみないと行けませんね。読解パート、24/26。過去問でも、このくらいでした。ただ、満点はどうしてもとれないので、私の読解力はこの辺が限界なんでしょう。まだまだ読むスピードが遅くて、結果、作文の時間が十分確保できませんでした。質を落とさずスピードを上げることが課題でしょうか。通勤時の新聞、PB 読みに加えて、オンライン英会話でのトピックリーディングの時に、意識的に長めのトピックを選んで速読の訓練をしようと思います。リスニングパート、27/34。過去問では、一番安定しなかったパート、本番ではいい方が出ました。最近、チャンク（意味のかたまり）で聞き取る感覚がわかるようになってきました。今、やっているのは、ディクテーション、音読、Podcastの聞き流し。引き続き取り組んで、また壁にぶつかったら次を考えてみましょうか。あ、スピーキングとも絡みますが、シャドーイングがどうもうまく出来ないんですよねー。音だけ追っかけると、ほんとに音だけ繰り返してるだけで頭に何も入ってこない。意味を取りながらやると、どうにもスピードについて行けない。遅めの文をシャドーイングする練習から始めた方がいいんでしょうかねぇ。苦手なので避けています。作文パート、16/28。普段のメール書きや論文書き以外には特にやっていないので、失敗しなかっただけでもよかったと思います。予定通り25 分かけました。メールや論文なら、この時間で200wordsは書けそうですが、今回は少々時間が足りませんでした。なじみのないトピックについて書くのは相当に難しかったです。背景知識も語彙もぺらっぺらに薄いので、普段から苦手な分野の記事を読んだりして知識を増やして行こうと思います。というわけで、合計82点と合格点の81点を辛くも上回りました。で、先ほど二次試験を受けてきた訳ですが、手応えは、、、大失敗はしませんでしたが、多分、合格は無理でしょう。詳細は次のエントリーで。。。今回の、英検合格を目標にしてスピーキングスキルの強化を図る計画は、様々な妨害にめげず（笑）一定の成果は挙げたように感じます。どこかのブログで見た言葉ですが、英検１級合格者は変態的に努力をしているというのを聞いたことがあります。目標達成までの覚悟や努力を比喩した言葉なのでしょうが、正直、変態的には努力してはいません。論文は変態的に執筆しましたが（笑）早速、今日は、オンライン英会話を５レッスン受けようと思います（極端？？）。久しぶりに家でネットが出来るのと、最近、EPのエリザベス（仮名）のレッスンが開いていないようなので、新規開拓と、A&Aでヴェロニカ（仮名）のレッスンを受けてみます。

  2012年11月11日

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• お蔵入り

  目標となっていた学会での発表ですが、先週末に学会側からアナウンスがあり、oral（口頭発表）に採択！！小躍りする勢いでした。が、タイトルから読んだ方はお気づきでしょうか。。。。演題取り下げとなりました。私もボスも見通しが甘かったのですが、私のデータで使っている、あるインヒビターがまだ未発表のもので、提供してくれている製薬会社からまだデータを公表しないでくれと。。。。そのインヒビターの論文はpublish間近と聞いていたのですが、editorともめていてなかなかpublishされないとのこと。。。。学会側にはそのデータを削除して発表したいと交渉するも、抄録の変更は不可とのこと（抄録には、compound Xと書いていました）。落胆する私を見て、ボスも加勢してくれましたが、結果は変わらず。。。無念の演題取り下げとしました。演題もなければ、旅費も出ないので、学会にも行かないでしょうねぇ。。。。自費で行くほどもうお金も残っていません。。。当然ながら、その論文が公表されないことには私の論文もsubmitできません。せっかちな私のボスがなかなか私の論文を出してくれない訳が分かりました。。。残された時間はあとわずか。。。まさか自分以外のところがボトルネックとなるとは。。。まぁ、道が開けることを信じて、淡々と続けて行きます。え？落ち込んでなんかないですよ（笑）私の研究生活で順調なことなんかなかったですから（苦笑）

  2012年10月06日

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• どうやって<motivation>を維持するか

  どうやって＜motivation＞を維持するか。英語学習に限らず、永遠の課題ですね。私は基本的に怠け者なので、すぐに易き方へ流れてしまいます。英語学習に関して、＜motivation＞の維持に役に立っている、またこれから試そうと思っていることを書きたいと思います。１）学習記録をつける。シンプルですが、私には合っているようです。私は「英語学習1000時間クエスト」というサイトを利用して、学習記録をつけています。考え方としては、一昔前に流行った食事記録でダイエットを成功させるというものと同じだと思います。記録→反省→フィードバックの繰り返しをすることで、学習の習慣をつけるというシンプル極まりないことですが、元手や手間がかからない分、合う人には効果絶大でしょう。また、他人の学習記録やブログも見れますので、目標やレベルが同じような人の学習方法を参考にすることもできます。私は、５月末から記録を始めて、４ヶ月弱で400時間の学習を達成しました。一日３時間程ですが、通勤時間や朝晩の自由時間からなんとか勉強時間を捻出しています。帰国まであと半年くらいなので、このペースを維持して、帰国までに1000時間を目標にします。２）ペースメーカーとなるような人を探す。どうしても、一人だと怠けてしまいますので、友人、先生などの尻を叩いてくれる人を探すことです。私は、某オンライン英会話の某講師から尻を叩いてもらっています（笑）時には、強制力も必要かなと思います。３）目標を宣言する。私は、不言不実行（笑）なので、敢えて宣言することで動機付けとしようと思います。私の英語の学習目標は、学会などの発表や質疑応答を颯爽とこなすことです。12月に大きめの学会があって、口頭発表に選ばれれば、それを目標にしようと思っていますが、こればっかりはどうなるか分かりません。そこで、もう一つの目標として、秋の英検１級合格を目指すことにしました。今の私のspeakingの能力では、２次試験の突破は難しいと思いますが、これを目標にアウトプットの強化を図ろうと思います。目指せ、有言実行！

  2012年09月15日

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  英語習得に必要な要素

  今日は、英語習得に必要な要素について書いてみたいと思います。英語を使いこなすには四つの技能、listening, reading, writing, speakingの訓練が必要です。私のこれまでの経験からは、より負荷の大きい学習の方が、効果が高いと感じます。すなわち、英語の学習は筋トレのような訓練、トレーニングであると思います。トレーニングは、まずは自分の実力を正確に判断することから始まります。会話を成立させるには、図にあるような要素、入力時の四要素、出力時の二要素、そして、発声時の三要素が必要だと考えます。英会話ができないと一口で言っても、どの段階ができないのかを判断することが効率的な学習につながると思います。リスニングの段階が苦手なのか、会話のスクリプトを見ても理解できないのか、もしくは、出力の段階でのスピード、瞬発力が足りないのか、人によって苦手はそれぞれで、必要な学習も様々なはずです。当然ながら、英会話が入力から出力までを鍛える一番の方法なのですが、英会話をストレスなくこなせるというのは、各要素がかなりのレベルであることを意味します。私を含め、まだまだレベルアップの途上である場合は、英会話の訓練と並行して、苦手な要素の訓練が必要だと考えますし、苦手な要素が多ければ多いほど、英会話にかける時間ほど、実際は効果が上がらないと思います。それでは、どんな訓練が効果が高いのか、私の経験では、高い負荷のトレーニングが時間対効果が高いと思います。こう言っては元も子もないですが、聞き流しよりはちゃんと意味をとりながらするリスニング、音だけではなく単語の塊、意味の塊まで意識しながらするシャドーイング、スピードを意識した瞬間英作文、高負荷のものほど、効率がいいように感じています。しかしながら、聞き流しやなんとなくテレビを見ることが、全く効果がないとも思いませんし、いつも高負荷の訓練ばかりでは疲れますので、私自身も負荷の軽い訓練と組み合わせてやっています。英語の習得には楽な道はない、しかし、効率のよい方法を常に模索する。これが、私の英語学習における偽らざる実感です。

  2012年09月09日

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• 留学後の英語力

  久しぶりに日記を更新したので、今後のこのブログの方向性を考えてみたいと思います。研究留学して３年、ずーっと英語に苦労しています。私の体験が、誰か似た境遇の人の役に立てばと思い、これまでの英語学習について書いてみようと思います。もちろん、私もまだまだ道半ばですので、上級者の方からのご意見を伺えればと思います。ネット上には英語学習法についての情報が溢れていますが、残念ながら、万人に当てはまる情報ではありません。自分の現在の英語力、また、英語学習の目標がどこにあるのかによって、必要な学習法というのは変わってきます。ある人が絶賛する教材や学習法も、その時点での英語力、目標が異なれば、いいものにはならないかもしれません。また、英語力の向上とその教材を学習している期間がたまたま一致していたからそう思うだけで、実はその前に学習していた教材のおかげで実力が向上したのかもしれません。客観的な英語力の指標としては、賛否はありますが、条件付きでTOEICが優れていると思います。speaking, writing skillなどのアウトプットの能力が測れないという批判はありますが、500-900点の間くらいの実力を測るのには優れているという意見はよく聞きます。高得点を挙げるのが目標になってはいけない気がしますが、学習到達の指標として利用したり、弱点の洗い出しとして利用する分には優れていると感じています。私は、留学前に１回、留学後に３回受けていますが、以下のように推移しています。TOEIC暦2009年1月 625（L,R不明だが, L＜R）2011年3月 815（L385, R430）2011年11月 845（L405, R440）2012年2月 890（L460, R430）今のところ次を受ける予定はありませんが、時間のあるうちに帰国前にもう一度受けようかと思っています。また、現在はアウトプットの能力の向上を目標にしています。具体的には、私は理系研究者ですので、学会などでの発表やディスカッションを颯爽とこなせるようになれればと思っています。現状では、自分の専門分野でのディスカッションでは、質問の内容は理解でき、回答も困難を感じながらもなんとかできるというレベルです。専門外の分野では、質問の内容すらフォローできないことがあります。日常会話では、ネイティヴも少し手加減してくれれば、聞き直しながらなんとかできるという感じです。手加減せずに、liasonや子音の変化をされると、ついて行けなくなることがしばしばです。speakingはだいぶ上達してきましたが、conversationをこなすにはまだまだ、瞬発力が足りないようです。こちらは、今後は指標として英検受験を予定しています。今後の日記で留学後の英語学習について書いていこうと思いますのでご意見を頂ければと思います。また、アウトプットの向上を共に頑張ってくれる有志の方がいらっしゃれば幸いです。

  2012年09月02日

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• 果たして留学できたのか。。。

  前回の日記から早３年が経過。こんなブログにも毎日１０人ほどの訪問があることも驚きですが、果たして、この人、ほんとに留学したのかと思われているでしょうね。はい、留学しています。2009年9月から留学していますので、3年が経ちました。来年の3月には帰国する予定です。前回の日記を見ると、5ヶ所にアプライし（メールを送って申請し）、１回、電話インタビューを受けたところまで書きましたが、その後も、メールの送付は続け、合計で15ヶ所くらいには送ったと思います。ほぼ全てのところから返事は頂けたので、一応、カバーレター、CVは読まれたんだと思います。更に、４ヶ所からの電話インタビューを受けました。初回の失敗があるので、２回目以降は分からないなりに聞き直したりしながら受け答えをしたと思います。これも、いい経験になりました。しかし、どこからもいい返事はもらえず、考えるにネックは給料にあるようでした。メールで断られたところも、インタビュー後に断られたところも、フェローシップ（国や地方自治体、学会、財団からもらえる給料）を持っていれば受け入れてくれるとのことでした。もう少し若ければ、通るかどうかは別として、学術振興会のフェローシップに出せたんですが、もうおっさんだし（苦笑）、他の大型のフェローシップと言えば、上原っていう財団なんですが、こちらは施設内の選考に残ることの方が難しいし（政治的にも業績的にも。。。）、これは既に詰んじゃったかなーって凹んでいたのが、アプライを始めて3ヶ月くらいのところでした。留学を志す若者のみなさん、人生設計は早めに始めて、学振の獲得を目指しましょう。。。しばらくアプライするのも止めて、日々の仕事に没頭していたある日、最初のインタビューを受けたラボからメールが一通、曰く、まだうちで働く気があるか？新しいグラント（研究費）がとれそうだから、またインタビューをしよう、と。返事を書いた数分後に電話がかかってきて、なんと、外来の最中にインタビュー開始、興味があるなら採用してくれると、もちろん、給料は出す、とのこと。すぐにでも返事をしたいところでしたが、ここは少し落ち着き、渡航時期を含めてボスと相談して決めると返事を保留することにしました。ボスもこれには喜んでくれて、結局、最初にインタビューを受けたラボに行くことに決まりました。私が渡航した3年前に比べると、アメリカの研究における経済事情は決して良くなってはおらず、海外からのポスドクの受け入れもフェローシップがなければ、依然厳しい状況です。その中でも、グラントの潤沢なラボは比較的受け入れてくれる可能性があります。アメリカの研究費はNIHから支給されていて（他にも、財団、学会からのグラントもありますがメインはNIHです）、データベースで公開されています。興味のあるラボがあれば、まず、そこのグラントの状況を調べてみるといいかも知れません。グラントの種類などは、私は詳しくないので、説明は他に譲りますが、頭文字にRO1とついているのが一般的なグラント（科研の基盤にあたるんだと思います）で、重要なのは、Project end dateです。原則的に5年単位で支給され、順調に進んだ（たくさん論文の出た）projectは、厳しい厳しい審査の後、更新されます。http://projectreporter.nih.gov/reporter.cfm渡航後の話については、おいおいアップしていきます。予想通り（予想以上に？）、英語に苦しんでおります（苦笑）

  2012年09月02日

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• 電話インタビュー

  2008年の年末から始めた留学先探し、あるラボのボスとの電話インタビューから幕開けです。メールでやりとりし、結局、平日の午前中（日本時間の真夜中）にこちらから電話することにしました。職場からだと誰かいたら嫌なので（真夜中だけど、そんな時に限って実験している大学院生がいたりする）、家に帰って、電話の周りに言いたい内容を書いた紙をそこら中に貼って、夜１時になるのを待ち、電話をかけました。無難に挨拶をこなし、応募の動機、今やってる研究内容について聞かれたので、準備していた内容を伝えました。この先が問題！次の質問が理解できず、テンパってしまい、向こうが何を言っているのか分からない！そのあとは、面接にならず、こちらは嫌な汗をかき、喉はカラカラ、時間が来たので終了という感じでした。所要時間は２０分程、忘れもしないオバマ大統領の就任演説が行われた日でした。最後の方は「英語をもっと勉強した方がいいね」って言ってたような。「I look forward to hearing from you soon.」と言って切りましたが、二度と返事が来ることはありませんでした。しばらくはへこんで、仕事のデューティー以外は手につかずといった腑抜けの状態が続きました。ここで一般的な、履歴書を出したあと採用までのステップを書いてみます。１）face to faceの面接の後、採用これが一番多いんでしょうね。ラボを訪問して、場合によってはセミナーをして、その後、ラボのメンバーひとりひとりと面接、夕食まで食べて終了。研究内容はもちろん、コミュニケーションのスキルも試されるんでしょうね。日本から行くのは大変なので、旅費を一部だしてくれることもあるようです。実際にラボを見ることができるのでこちらもラボの雰囲気を見極めるいい機会になります。日本人が面接だけのために海外に行くのは骨が折れるので、学会かなにかでどちらかが近くに行くときに会場でインタビューをしたりすることも多いと聞きます。２）電話インタビューのみで採用これもよくあると聞きます。ただし、電話インタビューは顔が見えない分、実際に会って話すより難しいと思います。採用が決まっても実際にラボを訪問した方がいいかもしれません。３）インタビュー（面接）なしで採用研究留学ネットによると、意外と多くの方がインタビューを経験せずに留学しています。上司のコネだったり、日本人の前任者がいる場合などはインタビューが省略されることがあるようです。

  2009年05月23日

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• 留学先探し～履歴書（CV）

  留学を希望する相手には、カバーレターの他に履歴書（CV）を送ります。履歴書は、CURRICULUM VITAE(CV)といい、プロフィール、連絡先、学歴、職歴、今までの業績リストなどを書きます。決まったフォーマットはなく、必要な情報が含まれていれば、自由度は高いようです。ここでも、自分をアピールできることはもれなく書いておきましょう。私が送ったCVを参考までに書いておきます。CURRICULUM VITAEName: green_turtleSex: MaleDate of Birth: March XX, 197XPlace of Birth: XXXX, JapanCitizenship: JapanMarital Status: Married, 2002; XXX childrenBusiness Address: XXXX, XXXX University Graduate School of Medical Sciences, XXXX, XXXXX-ku XXXXX, Japan XXX-XXXXPhone: +81-XX-XXX-XXXX Fax: +81-XX-XXX-XXXXe-mail: XXXXX@XXXX.med.XXXX-u.ac.jpPresent Address: XXXXXXX, XXXX-ku, XXXXXX, Japan XXX-XXXXPhone: +81-XX-XXX-XXXX e-mail: XXXXXX@XXX.XXXXX.ne.jpEducation:（学歴、学位取得を書きます）200X Ph.D.(Doctorate of Medical Science), XXXXXX University, Department of XXXXXXX199X M.D., XXXXX University School of Medicine199X Graduated from XXXXXXX High SchoolProfessional Training and Employment:（職歴を書きます）2006-Present Assistant Professor in XXXXXXXX, XXXXXX University Hospital 2003-2006 Medical Staff in XXXXXXXX, XXXXX University Hospital 2001-2003 Research Fellow in Graduate School of XXXXXXX, XXXXXX University, Department of XXXXXXXX2000-2001 Senior Resident in Internal Medicine, XXXXXXX Medical Center, XXXXX1999-2000 Junior Resident in Internal Medicine, XXXXXXX Prefectural Hospital, XXXXX1998-1999 Junior Resident in Internal Medicine, XXXXXX University Hospital1998 Passed the Examination of National BoardSocieties:（所属学会、専門医なども書けばよかったかなと思っています）American Society of XXXXXXXXJapanese Society of XXXXXXXXJapan Society of XXXXXXXSkills:（身につけた実験手技など、具体的に書いた方がよいでしょう）Basic operation in molecular biology (Extracting RNAs, PCR methods, Western blotting, Cell cultures, and so on)in vivo/vitro experiments with miceFlow cytometric analysisClinical research in XXXXXXXXXResearch Grants:（研究費の取得などがあれば書く、他に学会賞などをとっていれば書いた方がいいでしょう）200X-200X Grant-in-Aid for XXXXXXXXXX (#XXXXXXXX) from the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology of Japan200X-200X Grant-in-Aid for XXXXXXXXXX (#XXXXXXXX) from the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology of JapanPublications (English only): 英文の業績リストを最後に添付します。自分の名前にアンダーラインを引いた方が親切です。この履歴書と前回に紹介したカバーレターを５ヶ所に送りました。１週間程で全てのapply先から返事を頂きました。空きのポストがないと断られたのが２件、自分でお金を持ってくれば受け入れると言われたのが２件、候補者として電話インタビューをするように言われたのが１件でした。電話インタビュー！怖じ気づきそうでしたが、とりあえず、電話インタビューの約束をメールでやりとりすることになりました。なかなか厳しい船出となりそうです・・・・

  2009年05月23日

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• 留学先探し～カバーレター

  さて、留学先を探し始めたのが2008年の年末。研究留学の留学先をどう探すのかというと、次のことが考えられます。１）今（日本）のボスや上司の知り合いや上司がかつて留学していたところに応募する。こういうコネがあれば手っ取り早いのですが、ボスは今はツテはないと断言し、自分で探せと・・・あとあとこれが実はいろんな経験を積ませるための親心なんだろうと気付くことになるのですが・・・当時は、なんだよケチ！なんて軽口をたたいたものです。２）論文や学会で興味のある研究をやっている所に売り込む。国際学会で直接話したり、手紙（今やほとんどメールですが）を出して自分を売り込みます。ちょうどいい時期に学会はなかったので、論文などを調べて、そこのボスへメールを出しました。３）医学雑誌の求人欄を見て応募する。ScienceやNatureといった医学雑誌には巻末に求人広告があります。今はWebで広告が出ていて、興味のある分野を検索することもできます。少なくともポストに空きがあるということなので、いい条件の求人があれば、採用の可能性があると思います。私はこちらにも数件応募しました。私は２）３）を選択し、年末から年始にかけて、応募先を探し、まずは５ヶ所程、メールで応募しました。メールには応募した動機や自分の能力をアピールするカバーレターと履歴書（CV）を添付します。カバーレターには、自分を売り込むために、今までやってきた研究、採用されたらどんな貢献ができるかなどを書きます。日本人を含むアジア人はカバーレターの書き方が下手だと言われます。私もカバーレターを受け取る側になることがあるのですが、出す相手を吟味することも重要です。私のような下っ端に手紙を送ってもなんの意味もないのに。そんな手紙に限って、手当り次第に出したと分かるような内容だったりします。有名なラボ（研究室）には、毎月何百通ものレターが届くはずです。その中でまず目を通してもらうためには、真剣さをアピールしなければなりません。少なくとも相手がどんな研究をしていて、自分がどんなことをその研究でできるかを考えなければなりません。ネット上のブログや本を参考にしてカバーレターを書きました。あるブログの例文はかなり参考になりました。この場を借りて御礼申し上げます。Dear Dr. XXXXX（相手のボスの名前） 　　I have learned about your wonderful studies from Dr.XXXX（自分のボス、研究領域が近いため書いてみました） and I am very interested in exploring the possibility of studying the biology of XXXXX（研究領域） under your excellent instruction. 　　I have graduated from Graduate School of Medical Sciences, XXXXX University with Ph.D. (Doctorate of Medical Science) and wish to conduct translational research for a couple of years from the year 2009 before pursuing my career further. I will be available after October, 2009. I am looking for a position as a post-doctoral fellow in the field of XXXX.（具体的にいつからと書く）　　Most of my studies at graduate school have focused on XXXXX and clinical research in XXXXXX. My major skills were methods of XXXXXXX. 　　I am very much fascinated by your studies about XXXXXX and would like to do my research work on understanding the biology of XXXXXX . I have a strong background in the field of XXXXXX. I believe I can do my best to contribute to your work. 　　I would be very happy if you could provide me with an opportunity to work with you in your wonderful laboratory. Please refer to my CV for your further perusal. The contact information of three references is following.３人の推薦者の名前と職、連絡先（メール）を書きました。 Thank you for your consideration. Sincerely yours, green_turtle, M.D., Ph.D.XXXXX University Graduate School of Medical Sciences,addressPhone: +81-XX-XXX-XXXX Fax: +81-XX-XXX-XXXXe-mailこれをベースに応募先の研究内容に応じて、XXXXの部分を詳しく書いたり、研究内容について１パラグラフくらい追加して書きました。これに履歴書（CV）を添付して送りました。CVについては次回以降で。結果、１週間くらいで全部のラボからとりあえずの返事は来ました。一応、内容を見たような返事だったのでとりあえずは読んでもらえたようです。

  2009年05月18日

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  英語ができん！

  留学を決意してからまずぶちあたった壁が「英語」である。手紙を書くにも、電話をかけるにも「英語」である。手紙やメールを書くのはまだしも、電話をかけるのは骨が折れる。相手が何を言っているか分からないのである。留学を決意した時点での私の英語力を整理しておく。私の英語年表小学校高学年～　近所の英語塾に通う。ぼちぼちの成績。中学校～　英語は授業と英語塾のみ。いわゆる学校の試験や受験英語は成績はよかった方。英検３級高校～　英語は授業と英語塾。受験英語に関してはかなりできた方。ESSで英語劇などもしてみる。英検準１級（１次のみ合格）。典型的な会話のできない日本人。リーディングとライティングはそこそこだけどリスニングとスピーキングはてんでダメ。だから英検も２次は落ちた。大学～　教養学部での英語の授業のみ、私の英語力の進化はここで完全に止まる。社会人～　英語はもっぱら論文読んだり書いたりだけ。相変わらずリスニングとスピーキングは全くダメ。海外から留学生が来ても逃げ回る日々。留学を決意するもすぐには英語の勉強は始めず。とりあえず、年が明けて、全く準備せずにTOEICを受けてみる。TOEICテスト→リスニング、リーディングの能力を測る試験。恐らく受験者は一番多い。満点は９９０点。日本学術振興会という団体から留学助成金をもらおうと思えば７３０点は欲しいと書いてあった。ただしスピーキングはないので、TOEIC高得点でもしゃべれないって人は依然として存在する。スピーキング込みの能力はTOEFLテスト。こっちはごまかしがきかない。TOEICテストの結果。６２５点・・・中途半端（苦笑）しかも、リーディングで稼いだ得点。リスニングは悪い。リーディングも解けた問題の正答率はそこそこだけど、なんと最後まで行き着かず・・・・そんな中、留学を申し込んだ大学から電話インタビューを1月20日の深夜に受ける。相手の言ってることが全く聞き取れず・・・もちろん不採用。数日はへこんで仕事以外は全く手がつかず。しかし、プライドを捨てて一から勉強しなおすことを決意。とにかくはまずリスニング！ということでポッドキャストを始め。CD付学習書を漁り始めました。英語高速メソッド笠原式ってやつです。英語を意味のある文節ごとに区切って頭から訳して、逆戻りせずに理解していく方式です。SIM式とか他のもあるけど、リスニングの上達にはこの道は必ず通らないと行けないと思います。テキストを見ないでもCDを聞けば分かる構成になっているので、通勤途中などでも効率よく聞けます。方法論としては昔からある定石ですが、添付のCDは他にはないので役に立ちます。添付のCDはおすすめ。英語高速メソッド奇跡の音日本語と英語は使う周波数帯が違うという発想。英語の方が高周波数帯（特に子音）を使うので耳と脳を慣らすため高周波数を強調したCD付き。これを聞いた後は確かに子音がよく聞こえる。多聴する人にはいらないでしょうが、リスニングを上達する近道になるかも。少なくとも聞こえるようになるので勉強のモチベーションはあがります。ただし、iTuneのイコライザで高周波数をあげると同じ効果がある。それで代用はできるかも。奇跡の音

  2009年05月06日

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  留学決意

  海外で働こうと決意したのが昨年の年末。日本人が海外で研究することを「留学」と言います。一般に使う「語学留学」とは少し意味合いが違います。一つには、給料が出ます。どこから出るかは人それぞれですが、受け入れ先から出ることもありますし、日本の所属機関や、日本の留学プログラムから出ることもあります。給料の出る「研修プログラム」という意味合いで「留学」という言葉を使っているかもしれません。まずは、現所属のボスと妻に留学したい旨を告げました。ボスは、「おー行ってこい！」と快く言ってくれましたが、この人手不足の折、どこまで本気か分かりません。医学研究の領域では、留学もコネ（人脈）が物を言うことが多々あります。が、ボスは、当てがないから自分で探せと・・・こうなったら、自分で探して既成事実にして留学してしまおうと思いました。妻はたいそう驚いていました。なにせ飛行機に乗ったことも数回しかなく、海外に行ったこともありません。しかし、すぐに私の希望を尊重し、応援してくれました。幼稚園年長さんの長男と生まれたばかりの二男には折をみて話すことにしました。とはいえ、私は一介のしがない日本人医師。私を受け入れてくれる施設はあるのでしょうか。年末年始を返上して、留学先探しと履歴書、お手紙作りが始まりました。準備に役立った本が２冊。メール手紙の書き方の本と研究留学の手引書です。研究留学ガイドはいつも役に立っています。いろんな情報が錯綜する中、よくまとまった本です。相手の心を動かす英文手紙とeーmailの効果的な書き方研究留学術

  2009年05月06日

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  なぜ留学しようと思ったのか～留学準備編

  相手の心を動かす英文手紙とeーmailの効果的な書き方2008年末ごろの話ですが、研究留学をしようと思い始めました。私は、大学病院に勤める11年目の内科臨床医。基礎研究を数年したこともあり、屁のつっぱりにもなりませんが、医学博士の学位も持っています。日本の臨床医は重労働です。かくいう私もここ数年は休みなしの生活です。大げさではありません。休日も朝から夕方近くは病棟勤務。当直者はいますが、代わりとなる人間がいないのが実情で、丸一日病院に行かなかった日は、ここ４年でほんの数日しかありません。程度の差はあれ、日本の臨床医は勤務時間、拘束時間が長いです。民主党の議員が医師に適正な勤務時間を守れるようにと「パンドラの筐」を開けようと努力されていますが、一時的な政争の材料とならないことを期待します。全ての医師に適正な労働時間を守れるようにするには、医師の数、医療費ともに革命的な変化が必要となると思います。逃げる訳ではないですが、このまま日本で臨床医を続けていても、人に使われるばかりで消耗していくばかりだと思い、基礎研究での留学を決意しました。しかし、基礎研究で明確な目標がある訳でもなく、海外の研究室にコネがある訳でもなく、自分で自分の進路を選ぶ（と言っても、全て自分だけの力ではないのは当然ですが）ことに意味があるのかなと思い留学準備を始めました。留学準備にあたり、私は英語での読み書きはボチボチのレベルなので（リスニングはもっと酷い！）、英文手紙とe-mailの効果的な書き方を参考にしました。細かなシチュエーションまで書いてありとても参考になります。

  2009年05月01日

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