2006/06/13(火)23:21
この国のテレビ事情
お笑い番組が好きな人を全員敵に回すかもしれないが敢えて書きたいと思う。
ある外国人の意見。
「人を叩く(殴る)ことで、笑いを取る日本人の感覚が理解できない。
叩くことが面白いことだという認識を、今の子供たちが持つことへの危機感がない。」
私も全くの同意見。
日本人として、先進国として恥ずかしいと思う。
それがゴールデンタイムに、しかもほとんど毎日のようにオンエアされているのだから。
今日も帰ってきたのは夜の10時。
私がテレビを見る時間は極めて限られている。
ワールドカップはそれほど興味はないが、ニュースは絶対チェックしておきたい。
会社で最低限知っていないと恥ずかしいと言うか、相手にされない。
チャンネル争いなどという次元の低いことをトピックスにするつもりはないが、
娘が前述の番組(ダ○ン○ウンが出ている番組)を見たいと言って私が見ている
ニュースのチャンネルを変えたことは、腹を立てるのを通り越して呆れた。
もう少し正確に言うと落胆した。
疲れた人が、お笑い番組でリラックスできることは理解できる。
それもありだと思う。
でも、理解は出来るが受け入れられないことも世の中にはたくさんある。
遅く帰って寝るまでの貴重な時間に、情報収集しなければならない私の立場を
理解することを、中学3年生にわからせることは無謀なのだろうか?
それとも、諦めてもう1台のテレビにお世話になるのが無難なのだろうか。
我が家にとって、昨日今日始まった問題ではない。
もしかしたら古くて新しい問題なのかもしれない。
たかがテレビ、されどテレビ。