グレーテルの日記

2005/03/16(水)22:05

お舅さんからの電話

ダンナの実家との関係(3)

夕方、ダンナのお父さんから電話がありました。 「あ、○ちゃん(ダンナのこと)のお嫁さんですか?」 で始まります。 なぜかというと、私の名前を呼ぶのが恥ずかしいから、だと思います(笑) お舅さんは、ちょっと変わった人です。 天然ボケが強烈で面白い。でも行動パターンが読めないのでちょっと迷惑なときもありますが。 今回の電話は私あてに、数日前に姪っ子あての間違い電話をしてきたことのお詫びと近況報告でした。 「みーちゃん(姪っ子のこと)のお宅ですか?」(子供に話すような高い声で) 「はい??」と私。 「あ・・・・(ガチャ)」 間違い電話?と思ったのですが、少ししてそれがお舅さんの声だったことに気づきました。少し経って電話を掛けなおすと、不在のようだったのでそれきりになっていました。 ダンナに報告すると、 「本当にボケたんじゃない?大丈夫かな。短縮番号なんか入れてないのに、東京と北海道の番号、間違えるかな。」 うん、確かにちょっと不安。 一応、お姑さんに電話を入れましたが特に心配していなかったので、いつもの天然だと判断。 このお舅さんの天然ボケネタ(?)はいくらでもあります。 まずは、初めて会ったとき。 結婚の挨拶の為、ダンナの実家に初めてお邪魔する為、東京のある駅に降り立った私達。 私にとっては初めての土地なので、きょろきょろしていると、デニムの帽子をかぶった老人がニコニコしながら近寄ってくるのです。 「東京には変な人がいるんだなー」と思い、ダンナに隠れる私。 すると、ダンナがその老人に声をかけるではないですか! その人が、お舅さんでした。(ダンナも、冬なのにデニムの帽子をかぶっていることに苦笑していた) その駅から徒歩3分程にあるダンナの実家から迎えに来てくれたのでした。 なぜ私が気づかなかったかというと、正確な到着時間を伝えていなかったからなのです。 後でお姑さんに聞いたところ、ダンナが飛行機の時間を伝えたので、お義父さんは私達の到着時間を推測し、その駅と家を10回近く往復していたそうです。もちろんお姑さんは止めたそうですが、言っても聞かないのでほっておいた、とのこと。 なんて、いい人なんだろう!と感激しましたが、同時にちょっと驚きました。 今考えると、たぶん、少しでも早く息子のお嫁さんになる私のことを見たかったのでしょう。 なんだかかわいいお舅さんですよね。 不思議エピソードもう一つ。 遊びに行った時の、お姑さんの話題ベスト3にお舅さんの夢の話があります。 初めて聞いたとき、私は混乱しました。 お姑さんが、お舅さんの見た夢の話をするのです。 二人で同じ夢を見るほど仲がいいの??? そうではありませんでした。 お舅さんは寝言をかなりはっきり言うのだそうです。 そして、何度も同じ夢を見ているようなのです。 隣で寝ているお姑さんは、寝言の声の大きさに目が覚め、しかもそのストーリーのある話が耳について眠れなくなるのだそうです。 お姑さんは、登場人物の名前をちゃんと知っています。その人たちの会話も。 いつも同じ登場人物で、同じ展開なのだそうです。 こんな話、他に聞いたことがないので不思議です。 でも、お舅さんのすることなので信じられます(爆) 年々、お舅さんそっくりになっていく、うちのダンナ。 将来私も夢の話に悩まされるのでしょうか・・・

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