グレーテルの日記

今日ではないですが、先週末キタラ小ホールで聞きました。

今年は指揮者がうちのバンドの常任指揮者だったりしたこともあって
とても楽しみにしていました。

会場は満員でしたね。約４００名かな、小ホールは。

内容はすごく良かったです。

日本語歌詞なので、ストーリーも分かるし、歌手の表情や動きに
集中できるので楽しめました。

全体的にバランスがとても良く、歌詞もはっきり聞こえていました。

でも、気になったところも・・・。

森に迷い込んだヘンゼルとグレーテルが心細くなってきて、
不安な気持ちを歌うグレーテルのソロ、ピアノが少しだけ大きかった。

実は去年も聞いていて、キャストはお父さん以外代わっていたのだけど
魔女は去年の方が良かったかな。

たしか去年は斉藤みゆきさん。

キャラが強くて、声も太く、「歌う」というより「しゃべる」感じ。
魔女の不気味さと滑稽さがすごく良く表現されていて、圧倒されたのを
覚えています。
魔女のソロが終わると、自然と拍手が起きていた。

それに比べると、今年はそれほどあくが強くなかったし、
心持ち短く感じたのは、気のせい？
最後の高音が歌詞が聞き取りにくかったせいが、ソロが終わると
シーンとしちゃって、ちょっと微妙な間があったのが残念。

オペラ見慣れていない人が多いからかもしれないんだけどね。

また、来年もヘングレなのかな。違うのも見たかったりする。

クリスマスシーズンだから、オペラならヘングレ、バレエなら
くるみ割り人形って、定番だしね。



あ、ちなみにＨＮのグレーテルはもちろんヘングレから来ています。
特に意味は無いですが。