★GROSS(ドイツ歯科技工マイスター 大畠一成)のBLOG!!★  ●歯科界の動向●

2005/12/16(金)18:27

★久々のブログ更新です。(『CAD/CAM』システムについて、01)

歯科技工とは?(31)

ここからは最近、注目を集めている『CAD/CAM』システムについて報告したいと思っています。そこで、小社の姉妹ラボ(一部は合資会社)である『DENTHETIK社』に導入した『Hint-Els社』のシステムを御紹介しましょう。 これによって、現存する歯科用合金からセラミックスまでを「コンピュータ」にインプットした状態で削り出すことができます。これまで、歯科用金属は模型上に専用の「ワックス」によって形成し、その形成したものをこれまた専用の埋没材(耐火性で石膏のようなもの)によって包み、そして、焼却することによって、その形成物の印型(空間)が出来上がります。そこに溶かした金属を鋳込むことによって既述の「ワックス」形成したものと同様のものが金属によって出来上がるという仕組みです。しかし、それには大きな労力と十分な知識と経験が必要になってきます。 それをコンピュータ上で解析し、削り出すのみで作ってしまおうというのがこの『CAD/CAM』システムです。 下図はその「CAD(コンピュータ解析)」のシステムです。 HISCAN  つづく

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る