カテゴリ:読書
宮城谷昌光「公孫龍 巻一 青龍篇」(2021年1月)を読みました。 公孫龍(こうそんりょう、紀元前310年代頃 - 紀元前250年代頃) という古代中国戦国時代の思想家を主人公にした作品です。 「小説新潮」2019年4月号から連載されている長篇です。 巻一 青龍篇(せいりょうへん)は2020年7月号まで掲載分です。 公孫龍はもともと周の王子でしたが、 王宮内の陰謀に巻き込まれます。 身分を捨てて商人「公孫龍」として再出発します。 趙の公子を助け、燕に仕え、趙の食客となりました。 スーパーな主人公によるテンポが良い展開。 とても面白く読みました。 この作品は長篇です。 巻二 赤龍篇(せきりょうへん)(2022年4月) 2020年8月号~2021年11月号掲載分は刊行済で、 巻三 白龍篇(はくりょうへん)(2023年8月) がまもなく刊行されます。 青、赤、白、ときたので、黄、黒、 と全五巻になるのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年08月14日 13時00分46秒
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