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カテゴリ:バンディット1250Fレビュー
バンディット1250Fはどんなバイクか?
主観でレビューしていきますが、おそらく乗った人は8割がた理解してくれると思うインプレだと思います。 まずこのバイク、標準のリアサスペンション設定だと少しの段差でも跳ねてしまうくらい足回りが固くて、乗り心地はあまり良くないです。 ただサスペンションを弱めると一変、一気に乗り心地が良くなります。相当なヘビーライダーでない限りは、サスペンションを弱めて乗るのがオススメです。 ここからはそれを前提にレビューしていきます。 ◆街乗り 車両重量が260キロ弱と重い車体は、取り回しには苦労はすると思います。ただ平均身長あれば、なんとか取り回せる範囲です。 足つきも78センチと81センチに調整できるので、体格に応じて変更できるのは良いですね。私はノーマル後、81センチに調整しました。何となくですが、81センチの方が人馬一体感は出るかな。 なので取り回しには注意が必要なので、街乗りは当然向きません。 ただアイドリング発進も余裕なので街乗りは意外と快適です。ギアも3速にすれば広いレンジでカバーできるから、ズボラ運転も可能です。6速でも発進以外は何とかなるくらいの力強さです。低速からそれなりに楽しいエンジンや鼓動感なので、渋滞しなければのんびり走行も悪くないです。 バーハンドルなので方向転換も割としやすいです。Uターンは怖いのでやってません・・・ なので車重の割には街乗りはしやすいです。 ☆評価 ・・・ 3点 ※ちなみにシート高調整はこちらのサイト様が詳しいです↓ http://ninjalife248.blog133.fc2.com/blog-entry-57.html ◆バイパス 流れの速いバイパスはまさに独壇場です。 発進加速は、フル加速できる腕前なら【巡行速度】までなら何が並んでも負けないのでは・・・と思います。普通に走っていてもめちゃくちゃ速いです。 なのでバイパスは快適&楽しいで満足できると思います。 ただ加速はしやすいですが減速は少し注意が必要かな?個人的にはエンジンブレーキで速度を調整するのが好きですが、バンディット1250Fはほとんどエンジンブレーキがありません。 急に流れが悪くなったり、下りはブレーキ使わないと危ないかな(当たり前ですが) ☆評価 ・・・ 5点 ◆高速道路 フルカウルに1250もの排気量、高速道路も死角なし!・・・とはいかず、まずスクリーンの風防は弱いです。胸くらいまでしかガードされません。ポジションも前屈みに向かない感じで、前傾を維持するのはしんどいです。 ただ、腿からかかとくらいまでのプロテクションは優秀です。その対比もあり、上半身の疲れが気になる所です。 また、走行音も静かなせいか風切音が目立ち、飽きるし疲れます。法定速度ぴったりで走る分にはストレスが少ないのかもしれませんが、淡々としたペースで流せるかと言うと、そこはリッターオーバーのバンディット1250F、たまにはパワーを開放したくなります。 なのでまったり走行ができる性格の人には高速道路でも良いでしょうが、ハイスピードツーリングには向かない気がします。 グリップからの微振動も意外とあり、手がしびれてくるのも減点かな。 ☆評価 ・・・ 4点 ◆ワインディング(高規格道路) バンディット1250Fはスパッと曲がるバイクではないですが、曲がりづらいことは皆無で、自然なコーナーリングを楽しむことができます。 パワフルなのでギアが何速でも安定感があります。速さや攻めることを楽しむバイクではないのですが、初心者ライダーには十分な満足感があります。攻めたいライダーには向かないと思いますが、週末ツーリング程度の楽しみであれば不満はないレベルと言えますね。 ☆評価 ・・・5点 ◆狭い峠道 バンディット1250Fはバーハンドルで低速トルクもあるので、狭い峠はそこまで厳しくはないです。 ただし、荒れた路面はNG!標準ではリアサスペンションが硬すぎて、路面の凹凸で体が浮きます!一度、凹凸を通過した時に数センチ体が跳ね上がってびっくりした経験がありました…ただサスペンションを最弱にすればある程度は改善され、走りやすくはなりました。 また、バンディット1250Fはエンジンブレーキが少ないので下りは速度が出やすく、怖いのです。ブレーキをしっかり使わないと怖い思いをします。 なので狭い峠は問題ないですが、凹凸がある路面や下りは苦手ですね。 ☆評価 ・・・3点 ◆天候等 排熱は大型バイクなので熱いですが、熱すぎて夏でも乗れないというレベルではありません(もちろんオススメできるレベルではない)。 左右にファンがあり、右側はファンが飛びてた構造のせいか、特に右側が暑いです。この暑さが冬には活きる!・・・というわけにはならず、冬はやっぱり寒いです。一方で脚のプロテクションは優れており冬の冷風もある程度緩和してくれます。 また、雨の日も脚はあまり濡れません。脚以外はそれなりに濡れますが、カウルのお陰で多少はカバーされていると思います。 なので夏は厳しいけど走れなくはない、冬はやはり寒いというところで、標準的なバイクの範囲の天候対応と思います。 ☆評価 ・・・2点 ということで道路や天候別にバンディット1250Fをレビューしてみました。 意外と欠点があるように見えますね。でもこれらの欠点も、欠点が少ないからこそ、欠点に見えるようなケースがほとんどです。 走行性能的には非常に優れており、どんな場面でも不安が少ないバイクであるとは言えると思います。 そこが魅力でもあり、欠点でもありますが・・・それはもう、ライダー個人の志向でしょうね。 ということであくまで主観ですが、バンディット1250Fのレビューでした。 次はデザイン等のバイクの魅力部分をレビューしていきたいと思います。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.27 20:17:26
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