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『パイプの仕上げ!艶出しについて!』
「カルナバ」「漆」「ラッカー」「ウレタン」「シェラック」!パイプの艶出し・仕上げには色々ある!
まだまだ、この他に色々な仕上げがあると思う!
私は、基本的にスムースのボールは、カルナバ!
サンドブラスト・ラスティックなどは、シェラックで仕上ている。
カルナバは過燃焼気味に吸うと熱でカルナバ蝋が溶けてボウルが汗をかいた様になる!
「有田静雄」氏のパイプも仕上は、カルナバだ。
カルナバ蝋は、過燃焼の目安になる。
パイプを吸っていて、汗をかいてきたら、それは過燃焼気味にパイプを吸っているからである!
蝋質であるカルナバが熱で溶け始めるからだ。
私のパイプ喫煙は、せっかちであると自負している!
自分がレストアしたパイプ、また、自作したパイプで吸うと、磨きはカルナバですから・・・
汗をかき始めることがある!
その時は、喫煙をやめる┗(-_-;)┛
あと、漆で有名なのが「角純」「佐藤純雄」氏である。
ちょっと前に佐藤氏に聞いたことがあるのだが、
佐藤氏は、艶を出すのに「透明漆」を10回ほど吹付けるそうである。
あの光沢が出るのが当たり前である。手間暇かかっているのだ!
また、漆は多少の熱にはビクともしない!アルコールを塗布しても溶けないでいる。
カルナバもアルコールには溶けない!ただ、シェラックは、シェラックを溶解させた、アルコールで剥がれます。
アーリーアメリカンやコンビニパイプの艶出しに、よく見られるラッカー仕上げは、
アルコールを垂らしたり、アルコールで拭取ると剥げ落ちてしまう。
何重にも塗りたくったラッカーでも、ウエスにたっぷりアルコールを浸み込ませて拭くと簡単に落とせてしまう!
そして、熱に弱い!ボウルを過燃焼させると泡立ち剥げる!
パイプを始めたころ購入した、安物パイプはみなこの手の物で、ラッカーで色付けしてあるのが気に入らなくてよく剥がしたものだ。
剥がすと、ご存じの通りフロー・埋めがこれでもかと出てきたものである!
しかし、見た目は、同じような仕上げに見えるウレタンは、簡単には落ちない!
アーリーアメリカンの古いパイプで、古い割には塗装の程度がいい、白や黒に色づけしてあるのは、大概これである。
ウレタンは耐熱性に優れている、2液性の溶剤でアルコールでは簡単には剥がす事が出来ない。
アルコールで拭こうとすると表面が白くなるだけである。
白くなっても、コンパウンドなどで再度、磨きをかけると、また元に戻ってしまう。
ステイン(透明)のウレタンを剥がして、ボールの生地を出したい時は、サンドペーパーしかない。
透明のウレタンが塗布してあるものは、もちろん染料などで木目出しがしてあるので、
極力生地に気をつけて、ウレタンのみをサイディングするように心掛ける。
最初は#600ぐらいで均等に表面を削ってやる!
ウエスにたっぷりのアルコールを浸み込ませ、全体を拭くとウレタンが取れたところの生地は光らなくなり、ウレタンが残っている処だけ光沢が残る。
光沢部分を部分的に、サンドペーパー#800~1000でサイディングして、ウレタンを落としてあげる。
ラッカーについても、ウレタンについても私の経験と推測だけで述べているので、定かではない事をご承知おきください。
メーカーに確認した訳でないので、その点悪しからず!
まだまだ、ボールの仕上げにつては色々な方法があると思いますが、
私の知っている仕上げだけについて書いてみました。
というお話でした!では!
........((((ヘ_ _)ヘ カサコソカサコソ
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gtone
楽天HPの飾り付けを一緒にやってみましょう。初心者のためのプチ講座!日記の雛形!
パイプたばこを始めて、「パイプ奮闘記」を書いてみようと思います!( ̄‥ ̄)=3 フン
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