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スルタノフCD発売によせて

スルタノフ アレクセイ・スルタノフは1989年のヴァン・クライバーンコンクールの優勝、1995年のショパンコンクール最高位という輝かしいタイトルを持つ。過去に数回、来日公演を行っているのでご存知の方も多いことでしょう。圧倒的な人気を誇りながらも、残念ながら数年前、硬膜下血腫という病気に襲われ、左半身麻痺となりステージから離れリハビリ生活な日々を送り続けています。 そんな中、スルタノフの再起を信じるファンらが団結し、スルタノフ夫人から個人的に提供されたラトビア共和国の首都リガでのライブ録音がCDとなって発売されます。(そのため一部音割れなどがあることをご了承下さい)収録曲は

ショパン:マズルカ第35番 ハ短調 作品56-3
リスト: ピアノ・ソナタ ロ短調
リスト - ホロヴィッツ:ハンガリー狂詩曲第2番
サン=サーンス - リスト - ホロヴィッツ:死の舞踏
ビゼー - ホロヴィッツ:カルメンの主題による変奏曲(1957年版)
メンデルスゾーン - リスト - ホロヴィッツ:結婚行進曲
スルタノフ即興:「Alexei's song」

ホロヴィッツを尊敬していたスルタノフがホロヴィッツの編曲ものに挑むという興味深い内容となっています。
ジャケットには未公開の写真や ブックレットにはスルタノフ夫人が語る ホロヴィッツ邸への訪問記やスルタノフの出会いなどが記述されています。
今回 私は曲目解説のみですが、少し協力させて頂きました。

CDは制作費を除く、すべての売り上げ金がスルタノフ家に寄付されます。
CDはクラシック通販ショップのアリアCDでのみ販売される予定です。
更に詳しくはこのCDを企画されたファンの方によるアレクセイ・スルタノフ応援ホームページをご覧下さい、こちらのHPでも直販を扱う予定のようです。
このCD発売に会わせてオフ会も行われ会場直接販売も行われるとの事。
「観衆のヒーロ」 「異端児」と呼ばれてきた、スルタノフのピアニズムを是非 聴いて頂きたいと思います。



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