カテゴリ:音楽
今日は一日天気の良い日でした、用事を済まし、市内を歩きまわりました。 パリは東京の山の手線の中に入ってしまう広さですし、そこそこの距離は十分歩けてしまえます。メトロもくもの巣のように張っており、疲れたら辺りを探せば、すぐメトロの入り口が見つかりますし。それに、これほどまでぶらつき歩きがし易く、おもしろい都市はないのではと思うほどです。
帰り アジアンスーパーで豆腐をゲッツ、一人キムチ鍋で 久々に野菜を十分 補給出来ました。やっぱり冬は鍋やな~~ CD店にも入りCDを物色しましたが、ルドルフ・ゼルキンの 未発表録音である ショパンの24の前奏曲集が置いてありました、日本でも最近発売され話題になっていたので、気になっていましたが、フランスでは世界に先駆けすでに7月に発売されていたようです、知らなかった。。ジャケもちょっと違うのはそのせいかもしれません。 ゼルキンも好きな演奏家の一人です、75歳でのカーネギーホールの演奏を映像で見たとき、75歳とは思えない、凄まじい パワーのみなぎる演奏でした、特に ベートーヴェンの告別ソナタのドラマと 口をパクパクさせての!?演奏は、何度も見いったものです。 ドイツものを中心としたレパートリーを得意とし、ショパンの録音は日の目に出ることがなかったのですが、つい先日 友人にゼルキンの弾く ショパンのエチュード作品25全曲の演奏を聴かせてもらいました。これはゼルキンの伝記本についてる付録で、この付録でしか聴けない、なんともレアなものでした。 官能的や優美というスタイルとは違う、ドイツ音楽的な骨格の太いショパンですが、これがなかなか新鮮で、ショパンもこうなるかぁと、十分説得力の溢れる演奏でした。それに、3度や木枯らしのテクニックも相当なものです。 上手い名演奏家は何を弾いても、十分素晴らしく聴かせてくれるものです。 今回のプレリュードもそんな予感がするのですが、これから 聴いて楽しんでみます。 そういえば、ホロヴィッツは晩年、尊敬し親友でもあった、ゼルキンとの共演による2台&連弾でのピアノの演奏会の企画があったようですね(Byプラスキン著書)移り気の多いホロヴィッツらしく企画倒れになったようですが。ホロヴィッツのお気に入りの、シューベルトの幻想曲など、ゼルキンとの共演で聴いてみたかったものです 。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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