テーマ:好きなクラシック(2345)
カテゴリ:音楽
連日、演奏会を聴きに、コルトーホールへ。
親友の先生でもある、Hortense CARTIER-BRESSON女史のピアノによる室内楽のコンサートでした。 フォーレ ピアノ5重奏 シューマン ピアノ4重奏 ブラームス ピアノ5重奏という豪華プログラム 室内楽の演奏会は久しぶりでした。女史は男性並みの骨格のよさと、柔軟性で無理なくピアノを響かせます、時には爆音も轟かせていましたが、決して弦の音を被る事のない音質を作り上げていたました。 弦との同じ音形を弾き続けるユニゾンが気持ち良いほど重なり合い、各楽器との対話のバランスの見事さと、熟練されたレベルの高い演奏に、終始聴き入ってしまいました。 シューマンのピアノ4重奏の3楽章、たまらなく情感溢れる曲ですね、ヴァイオリンとチェロの美しい旋律による絡み、思わず眉がへの字になってしまいます。 ブラームスの5重奏はとても好きな曲なのですが、実演で聴くのは今回が初めてでした。 1楽章からブラームスの濃厚な世界、何度も打ち寄せる音の渦はブラームスならではです、2楽章での男のロマン、3楽章のヴィルトゥオーゾな楽器の共演による迫力には、ゾクゾクとさせられました、そして終楽章での雄大な広がり、各楽器が一つの頂点に達していく音のエネルギーはまさに室内楽の醍醐味、素晴らしい演奏でした。 ここ最近、ブラームス熱が再び来つつあったのですが、今宵の演奏が拍車をかけてしまいそうです。 今 ブラームスが熱い! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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