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2005/04/07
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カテゴリ:音楽
今、私の中で、ムソルグスキー作曲の 組曲「展覧会の絵」がクールです 笑

 ソーファーシードファレードファレーシドーソファ♪「たけしの誰でもピカソ」のオープニングにも使われてる”あの曲”です。

 ムソルグスキーの友人ハルトマンの絵からインスピレーションを受け、それぞれの絵を音楽で表現するという、「音の絵」です。

 名曲だけあって、これまでに多くの演奏家が取り上げていますが、ここ最近、世界的にブームなのかもしれません、去年の年末からだけでも、知る限り、ギンジン、ベレゾフスキー、上原彩子、ティエンポ、アンスネス、アラン師匠、チッコリーニ(来月)が相次いで演奏しています。

 この曲はフランスと縁があり、曲の中には「チュイルリーの庭」(ルーブル美術館横にある公園、夏に移動遊園地が来ます)「リモージュの市場」(フランス中部の街)という表題がありますし、この曲が世に知れ渡り、一躍有名曲となったのは、ラヴェルが編曲した管弦楽版によるものでした。そして ムソルグスキーの音楽は、フランス印象主義の作曲家たちに、大きな影響を与えています。 

 展覧会の絵の名演も沢山ありますが、ロシアの巨人、リヒテルの演奏は、向かうとこ敵なしと言えるべき、強烈な印象を与えます、メロディア盤の猛突進での演奏にも興奮を呼びますが、58年のソフィアライブの、凄まじさといったら、その圧倒的ゴリラパワーには体が仰け反ってしまいそうです。この曲を聴くと、毎度の事、終曲の前の「バーバヤーガ」での両手交差の輝かしいパッセージから、終曲の「キエフの門」での重厚な響きによる雄大なメロディーに入る、劇的な展開に心奪われますが、リヒテルの演奏は、存分に満たしてくれます。


 明日、切れた弦を張りなおしに、調律師が来てくれますが、部屋を片付けなくては・・

  





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Last updated  2005/04/08 08:01:53 AM
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