カテゴリ:音楽
最近、久しぶりにレコードを聴いています。CDのお手軽さとはちがって、
レコジャケからレコードを取り出し、軽くレコードを拭き、ターンに置き、回すというCDのお手軽さとは違う作業ですが、この工程中にじっくり聴いてやろうじゃないか という意識が強くなっていき、音が出始めたときの新鮮さ、そして臨場感のある音はCDに勝るものです。 今日聴いたのは、ホロヴィッツ セル指揮1953年のチャイコフスキーの コンチェルト一番。 神経が逆立つほどの興奮を味わえる、とてつもない歴史的名爆演奏です。 このライブ録音は、なんらかの理由で発売されず、当時、不正規のレコードとして流出されていた代物です。 私は随分と前にふらっと立ち寄ったあるレコード店でこのレコードを見つけたとき、狂喜乱舞し、曲目と ホロヴィッツとセルの名 そしてプライベート録音とだけ書かれたこの怪しげなレコードを購入。(レコードにしては高かった。。泣) 帰って聴いた時、鍵盤から煙が出るような超絶技巧と凄みには産毛まで逆立ちました。 そして、ここ4年くらいの間に 嬉しい事に、2つのレーベルからCD化発売、最近もこのプライベートレコードからの復刻というもので、CD化されました。この3つのCD化の盤が発売されるたびに期待し聞きました、最近発売されたCD化のものは最も素晴らしい復刻具合です。 しかしレコードの音源ほどの満足感を得る事が出来ませんでした。 CDほどの手軽差はないものの、アナログなレコードには大きな魅力があるものです。 アナログといえば フランスは実にアナログな国だったなぁ。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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