[フランスでの生活]の記事一覧 | Play Piano Play

さらばフランスそしてありがとう！

　4年半にわたった、留学生活に幕を閉じます。これから、日本に向け出発。残りの生活のカウントダウンがはじまってからの、この数ヶ月は充実し存分に楽しむ事が出来たので、思い残す事はありませんが、やはり友人たち先生らとのしばしの別れは寂しいものです。特に、ここ2年の生活や素晴らしい師匠との出会いは親友のお陰であり、本当に感謝しています。　昨日のお別れ会では、美味しい手料理も満喫出来、早めに失礼する予定が名残惜しく、結局、終電で帰宅でした。長年住んでみても、フランスという国は魅力が尽きませんし、自分はこの国に愛着を覚えます。　寂しさが少しずつ出てきていますが、また、ひょっこりフランスを訪ね再会を楽しみにしています。お世話になった皆さんありがとうございました、日本での様子を書くので、これからもよろしくお願いします！！　では　帰るぞ！　

韓国料理はやはり美味い！

　小バカンス突入しました。3月4月と忙しかったので、ようやく少し休憩がとれそうですが、休んでばかりはいられません・・　昨日は、友人らと、韓国料理を堪能してきました。　先日訪れた、日本食材店近くに、韓国食材店があるのですが、私は、米はいつもここのお店で購入しています。日本米よりずっと安く、味もそんなに劣りません、その名も「日光」「日の出」というなんちゃって日本米。日本米の方が美味しいのですが、ここのお店には置いてありません。　その韓国食材店近くにこのお店が経営しているという、最近営業開始した、韓国レストランに行ってきました、店内に入ると、いつものレジで「お豆腐二つお願いします！」と袋に詰めてもらっている、お姉さんを発見、「あっどうも～～アニョハセヨ笑」　　これまで韓国料理を食べるときは、15区のお店が気に入っていたのですが、新たに開拓したお店のお味にもう大満足、ビビンバ　ユッケ（これが劇美味しい！）チャプチェ　韓国風お好み焼き　から揚げ、あまりの美味しさに胃袋が喜んでいました。付けあわせで出てくる沢山の小皿の一品の中のキムチがこれまた美味しかったです。　　しかもお値段は、今までのお店より安く、食後には一人一人にフルーツポンチが付くというサービスぶり！　今後　このお店一途となりそうです。　韓国料理を食べた後は、すっかりキムチ、にんにくの香りをプンプンと振りまいてしまいますが・・・・　　　　　　　「ニンニクも　皆で食べたら　怖くない」

幻の日記更新

　久しぶりの日記更新とあって、気合を入れ、ドビュッシーのあまり知られていない、曲「忘れられた映像」1804年作についての考察という、真面目な内容を書き終えたのですが、登録ボタンで日記アップすると、メンテナンスのお知らせ画面。。。あれ？そこで戻ると、日記が白紙状態に！！が～～～ほんま、なんでやねん。　　メールのように、こういう時のために、日記の下書き保存機能を作ってもらえないものでしょうか、楽天さん！　と言う事で「忘れられた映像」考察は、そのタイトル通り忘れることに、これオチではありませんよ。。　　印象派音楽の始まりというべき、興味深い作品です、ドビュッシーの死後６０年たった１９７７年にフランスの大ピアニスト、アルフレッド・コルトー所蔵からようやく出版された曲集です。素敵な作品ですので、機会があれば是非聴いて見てください。　今日はオペラ座近辺にある日本食店「京子」が今週限り全品２０パーセント引きという情報を聞きつけ、行って来ました。このお店では、日本の食料品はなんでも揃っていますが、いかんせん高値です、ちなみに３パックのオカメ納豆、３．５０ユーロ（５００円近いです）カステラが１６ユーロ（２千円近いです）缶コーヒーも３００円ほど、ですので、醤油、ソースが切れた時しか足を踏み入れないのですが、行くとあれもこれも欲しくなってしまいます。「ぷっちんプリン」や「カルピス」「えのき」など久々に目にしました。２０％ということで、オカメ納豆６パック、インスタントラーメン５パックお買い上げ。　　その後、近くにある、もう一つの日本食店「十字屋」にて、友人と、から揚げ定食を食べてきました。留学当初、日本食に飢えたとき、時折ここのお店でお弁当を買っていましたが、ここに足を踏み入れるのも久しぶりでした。店内では、テレビで歌番組ミュージックステーションが流されていましたが、知らないタレント歌手だらけでした。。　この界隈はプチジャポンで、紀伊国屋書店、ブックオフもありますし、一つの通りには、ラーメン屋、うどん屋、定食屋、カラオケ店が並んでいます。その前を通りかかって店内をみると、フランス人客の多さ！私がパリに来た当初は、ここまでフランス人の客は見られませんでしたし、うどんを箸に巻きながら必死で食べてる様子がおもしろかったのですが、今では箸使いも見事なものです。一時の日本食ブームがどうやら定着したのでしょう。　　パリは日本食店が充実しているので、観光客の方々にとって、フランスレストランにいきなり入るのは勇気いるしや、メニューが。。。と、困った時に助かります。私は初パリ到着翌日にはもう、うどんを食べていました　笑

シュケットをほうばる日曜日

　毎週、日曜日の朝は普段より早く起き、街の中心地のマルシェ（市場）に買い物カートをひき、買出しに行きます。　去年まで住んでいた、パリ市のアパートの近くにはマルシェがなかったので、郊外に移り住み、マルシェの楽しみ方にはまってしまいました。　安くて新鮮な食材、雑貨、所狭しにお店が並び、八百屋のおやじの威勢の良い「アリコベ～～ル　アリコベ～ル！（細いエンドウ豆）」の掛け声が耳に付きつつ、食材探しに目が踊ります。　日本人を見かけない街なので、店の人達も珍しいのか、すぐに顔を覚えてくれ、今ではすっかり常連で、立ち寄ると「にいちゃん元気か、ピアノの調子どうだい？」と声を掛けてくれます。　パリ市では、店の人も愛想の悪い人が多かったのですが、郊外となると、人に余裕があるのか、皆とても気さくです。　　ここのマルシェに移動式のパン屋さんが来てるのですが、ここで食べたクロワッサンはこれまで食べてきた中で、最も美味しく、私の中では世界一美味しいパン屋です。　大きいサイズ、でパンの中は風味があり食感の良さがまたたまりません。　そしてクロワッサンと共に必ず買うのが、「シュケット」というフランスのお菓子です、シュークリームのシュー皮だけで、周りにあられ糖がまぶされていて、さくさく、ややカスタードの味が利いていて、焼きたてを食べるとあ～昇天。ここの店のおじさん、パンの話をされると自分のパンに自信を持ってるのだと感じます。　日本でもパン屋でシュケットを出したらヒットするのではと思いつつ、またほうばります　笑　　数時間後、午前2時から夏時間に変わります、時計を一時間進め、日本との時差は7時間に。一時間損した気分です、子供はちょっとした時差ボケになるとか。。joepainさん時計を進めるの忘れないように！

春が来た　風邪もひいた

　つい先日は珍しく大雪でしたが、それが冬の終わりの合図となったようです（たぶん。。）ここ数日、気温はめきめき上昇、小春日和になりとても、気持ちがよく、庭の木は花が満開になり、白色の桜のようです。　昨日は、ここの家の方たちと、一足早い花見がてら、庭にベンチを出し、紅茶とケーキで皆でまったりすごしました。気分はすっかりリラックスしきったのはいいものの、暖かさに油断したせいか、薄着でずっと外にいたので、夜になり突如、喉がぱんぱんに　泣　喉がはれると、熱が出るという、パターンですので、早めに病院に行ってきました。日本の海外保険会社と提携している、アメリカンホスピタルは、場所柄がよく、セレブ、ブルジョワ階級が住む、素晴らしく高級地区にあります。バスの中や街の人の服装からしてもう、品があり、さすがといった感じでした。　病院もまるでホテル、ラウンジがあり廊下はじゅうたんが敷き詰められ、入院したくなるほどです　笑　　フランスの名ピアニスト、サンソン・フランソワがレコーディングの当日の朝、倒れ、担ぎ込まれ息を引き取った病院でもあります。　で　診断の結果、これまた適当な診察。。　薬を飲んで水分をよくとり安静にすれば早く治るとの事。早めに病院に行くもんですね。　帰りフナックに寄りCDを物色、モンポウの自作自演集４枚組みがブリリアントから、超お買い得価格でゲッツ！。　　モンポウの美しく癒される響きを聞きつつ早めに寝ます。

国それぞれの香り　とチャイコン２番

　先日、恒例のベルギー通いをしてきたのですが、　ブリュッセルに着き、駅構内に入っていくと、いつもベルギーワッフルの香りがします、この匂いを嗅ぐと、ベルギーに来たな～　と実感があります。　観光地なども、ワッフルの匂いがあちらこちらから、香ってきます。　　日本の香りはというと、「醤油の匂いがする」という、外国人の意見を耳にしますが、日本に住んだ事のあるフランス人の知人に聞くと、やはり日本の匂いのイメージは醤油と言っていました。　きっとうどん屋の前を通る度に、そういう印象が強くなってるのかもしれません。　で　私にとって、フランスの香りというと、香水の香りでもなく、カフェの前を通ったときのエスプレッソの香りでもなく。　メトロ構内の匂いです、なかなか独特な香りです　笑　　恐らく掃除洗剤の匂いでしょうが、日本からフランスに戻り、この匂いを嗅いだ時に、入国したのだと実感があります。　笑　という、方、結構多いのではないのでしょうか。。。。？　話は変わり、最近　チャイコフスキー　ピアノ協奏曲第２番にはまっています。　２楽章は　白タイツの王子とお姫様のパ・ド・ドゥでのバレエ曲な雰囲気も漂う、叙情的、美しき曲です。　ピアノ、プレトニョフ　もしくは　チェルカスキー＆スヴェトラーノフ指揮で。　