2020/04/17(金)09:23
*この「緊急事態」に安倍政権はだらだらと何をしているのか?。「ロックダウンしたくない」安倍政権。
政府は、いったい何をしているのか。
こうした声が、憤りや不安を表現するものとして、
日々発せられている。
また同時に、このフレーズが文字通りの疑問として
口にされることも少なくない。
(上智大学教授=中野晃一)
▽だらだら感
7都府県を対象に緊急事態宣言が4月7日に発令されて
1週間余りがたとうとしているが、こうした疑問と不安が
払拭されていないどころか深まっている。
「緊急事態」と言いながら、政府の対応があまりに
スピード感を欠いていることから、肝心の緊急性がまったく感じられない。
危機感を募らせた自治体が独自に宣言を発令する動きも相次ぎ、
政府が対象地域を全国に拡大する方針を決めたのは
16日になってからだった。
▽危機でも平時と変わらぬ業界団体への配慮
安倍首相以下、政府が市民の安全を守る責任主体としての当事者性と
説得力を示せずにいる一方で、首相や政府与党関係者、
そしてマスコミが盛んに喧伝するのは、
日本の特措法が定める緊急事態では政府が外出や営業を禁止する
強制力を持たないので、欧米など諸外国で行われているような
「ロックダウンはできない」という言説である。
しかし、いわゆるロックダウンのような徹底的な
休業・外出禁止措置に積極的な姿勢を見せた小池都知事との
さやあての中で明らかになったのは、安倍政権は
「ロックダウンしたくない」という事実であった。
この「緊急事態」に安倍政権はいったい何をしているのか 国民に広がる困惑、現金給付巡ってドタバタも #47リポーターズhttps://t.co/uI1G80V6Mk— 47NEWS (@47news_official) April 16, 2020
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