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テーマ:ひとり言・・?(17651)
カテゴリ:メルマガバックナンバー
今回のテーマは「中国のドラマを見て中国語を学ぶ」。
まずは → 「語学」学習において大切なこと を読んでみて。 まず‘心構え’として「学習」について 一度考えてみよう。 字の如く「学んで習う」んやけど「誰に?」 って事が大事。 TAKAは「己(自分自身)に学んで、己に習う」と 解釈しとる。 それは「人の話を聞かない」って意味じゃないよ。 言葉は人間の持つ本能ではない。 限りなく本能に近いけど、育っていく過程で 覚えていったもの。 つまり、このメルマガを読めて理解出来ている人は 基本的に既に日本語を習得している人。 意識してなかっただけ・覚えていないだけで、 言葉を習得するプロセスは既に自分の中にある。 迷った時、どう学習すればよいか分からなくなった時、 自分自身が日本語を覚えた道をよ~く考えてみる。 両親を含め多くの人が話しかけてくれた。 その日、幼稚園や小学校で起こった出来事を 大好きな両親に一生懸命伝えようとした。 本をどのくらい読んだ・音楽を聴いた・ 友達と遊んだ・恋をしたケンカをした・・・・ 全く同じ事を同じ時間かけて中国語でやれば、 ほぼ今の日本語と同じレベルの中国語にはなる。 が、現実問題今更それは出来ない・・・ ならば、出来る限り‘疑似体験’をすればよい。 中国人の友人を作り、本や新聞を読み、音楽を聴き・・ 出来る事なら‘特別に中国語学習の時間を作る’のではなく 「生活の中に自然と中国語を組み込んでいく」というのがベスト。 今の時代、ネットを活用すればワザワザ現地まで いかなくてもかなりの疑似体験が出来るようになった。 その一環として「中国ドラマで中国語を学ぶ」ってワケ。 中国ドラマで中国語を学ぶ? ・・結構普通の方法やん、って思うよね? そう思えるって事は「結構効果がありそう」って 事は感じられとるんよね? OK。では、如何に効率良く活用し学習するか? とにかくまずはやってみらん事にはどうにもならん。 が、中国語に自信がない人は 「今の自分じゃドラマなんか見ても全然分からないし・・」 と、やりもせんで諦める。 ホント、いつも思うが否定とか批判から入らずに まず黙ってやってみろ、と思う。やって見て効果が なかった時に不満を言うなり、改善策を考えるなり すればイイんやが・・・ お、話がそれた。 中国のドラマには大概字幕が付いている。 「外国語でも無いのになんで字幕が?」と思う人も 多いと思うが、これは中国大陸に方言が多く、 中国語の標準語がまだまだ普及していない (文盲でなければ漢字を見れば大体意味は理解出来る) 事と、昔は音声・音響が悪かった事に由来している。 ↓ こんな感じの字幕 言葉を覚える正しい順序は「聞き取り→話→読み書き」 なので、本当は極力字幕は見ない方が良いが、 日本人の中国語学習者は文字から入る人が多い (欧米人の中国語学習者は漢字が分からないので 耳から入る。よって会話力の上達が早い)し、 ‘分からないからやらない’よりは字幕を見てでも ドラマを見た方がまだマシなので仕方ない。 字幕がある事で、最悪漢字を追いながら想像は 出来る。30分、1時間見れば最悪でも1つや2つくらい の単語は覚えるはず。 でも、実はもっと大切な事がある。 たとえ全然聞き取れないとしても30分、1時間、 一生懸命「聞こう」とする事で、‘中国語のリズム’ が体に入ってくる。 日本語も含め、それぞれの言語には 独特のリズムが必ずある。そのリズムに 慣れる事はとても大切。 日本の一流大学で数年専門的に中国語を 学んで来た学生でも初めて現地中国に着いたら 聞き取れない人がほとんど。 TAKAはこういう人達に何度も通訳をしてきた。 彼らは口々に「スピードについていけない」と 言うが実はそうではない。中国語のリズムに 慣れていないから音が全部耳から流れていく。 今までに学んだ事のある単語やフレーズなのだが、 リズムに慣れていないので、聞き取れない。 現地に着いて早い人やと1~2週間、通常やと 1,2ヶ月くらいで耳が慣れてきて‘中国語’として 識別出来るようになってくる。 TAKAの体験からすると最初はただの雑音みたい なモンやったが、留学10日目くらいの時、突然 ‘言葉’としてある程度入ってくるようになった。 本当に‘突然’で、すごく奇妙な感覚だったので 良く覚えている。 というワケで「中国語のリズムに慣れる」という とても重要な意味があるので、初心者であっても 集中してドラマを見る事をオススメする。 単語力の増加&耳の強化っちゅう事やね。 次に、「不自然さの回避」というメリットがある。 日本語は‘漢字’という部分で中国語の影響を 強く受けている。が、その後の時間の流れ、 習慣・文化・社会の違いなどから同じ漢字でも 意味が全く違う、とか微妙に違うとかが多々あり ややこしい。個々の‘漢字レベル’でそうした 違いが出るのでフレーズになった時には その開きはかなり大きくなる。 分かりやすく単語レベルで話をすると、例えば 「切手」。そのまま中国語にすれば「手を切断する」 といった意味になってしまう(他にも意味はある)。 「反対」も日本語では「僕と君は正反対だね」みたいな 使い方が出来るが、中国語では「あなたの意見に反対だ」 という使い方しか出来ない。最初の例で示した日本語の 「反対だね」みたいな意味を出すには中国語では「相反」 という単語を使う。 で、ドラマを見ると実際の場面を見ながら台詞を 聞くので理屈ではなく体で理解出来る。 テキスト見て日本語訳の辞書をひいて学習すると どうしても日本語よりの不自然で意味が分からない 中国語になりやす。 例えば→こんな文 TAKAのtweetに日本人の方が中国語で 感想をくれたのだが(画像をクリックすると大きくなる)、 意味が分からないので返事が出来ない・・・ 恐らく「会」の使い方を間違っておられると 思われるが、どういう意図での発言かが 分からないので何とも言いようがない・・・ つづく ※2/21発行のメルマガ「九州男児的北京」より ●中国ドラマで中国語を学ぶ--その2 twitter:中国情報知りたくない? 楽天市場 ダイエット/スキンケア/コスメ&ネイル/バストアップ/ラブパワー・フェロモン/セクシャル・エチケットケア/育毛発毛ヘアケア/除毛・脱毛・抑毛/ゲルマニウム/ヘルスケア ・・・ 応援!いきいきライフ ● 中国情報をチェック → 中国排行榜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 1, 2013 11:52:11 PM
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