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カテゴリ:ノルウェー生活
ヨーロッパの冬は日本より緯度が高いせいで一般的に陰鬱なものだけれど
ノルウェーの冬の暗さはさらに然り。 絶対に慣れるものじゃあない。まあ慣れたくもないが。 今日も一日中雨で薄暗く、部屋で電気をつけても暗く感じ、 こんなショボイ昼間があっても鬱陶しいだけ・・・・ 日が暮れるのも早くなり5時で真っ暗。 そのうち、それが4時になり、3時になる。ああ恐ろしや・・・。 北欧に冬場の鬱病が多いのは有名な話だが、この天候のなかで暮らしていかなきゃならないわけだから 全然おかしい話ではないわけで、 私も日頃から天候にやられないように幾つかのことを注意している。 その一つが、「部屋中電気煌々作戦」である。 学生寮で電気料金が均一だから、為し得ることではあるのだけど (ノルウェーでは電気料金、すごく高いの) こっちって間接照明に慣れているせいか、 一般的な日本の感覚より照明が暗い。 蛍光灯もあまり一般的でない。 家なんかだと間接照明により素敵な雰囲気がすごく出ていいなあ~と思うときもあるけど、 うちのような廃れた寮の部屋では、 60ワット電球の天井ランプと勉強机のランプという 元からある電気器具だけでは冬場は耐えられない暗さになる。 この暗さだと、私の場合、本を読むのもしんどく感じるくらいだった。 ノルウェーで最初の冬を過ごすときに、どうも部屋で気分が落ち込み勝ちなのは、 光が少なすぎるせいではないかと思い、 思い切って明るいランプスタンドを買った。 それだけで、部屋にいるときの楽さが全然違って気分が高揚して 落ち込みがなくなり、 自分でも驚いたものだった。 それ以来、冬場に部屋をできるだけ明るくしておくことは私にとって必須になった。 今は壊れてしまったけど、去年の冬場は150Wの電気スタンドを3つも置いて、 ほかの部屋からうちの部屋に来る人には、目を眩くさせるほどだった。 電気資源の無駄遣いだと突っ込まれたら、もう何の言葉の返しようもないのですが・・・ (日本では私は鬼のように電気もガスも節約してました) これで、光セラピーではないけれど、 私の場合、冬場の鬱がかなり防止できているのは事実なのです。 でもこの寮に住めるのも、あとわずか。 今後の私の冬場の電気煌々作戦はどうなるかわかりませんが、 とりあえず今いる間は、明るい部屋の中をエンジョイしておこうと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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