超大型台風19号に、直撃されました。
今日は、10月13日(日)です。昨日超強力な台風19号が、15号台風より少し左寄りの進路を取り、伊豆半島に上陸しました。台風の前部に強力な雨雲を抱え、進路も規模も甚大な被害(死者1,000人強)を出した「狩野川台風」に酷似していると発表され大変心配しました。12日の明け方より夜半まで、終日雨が降り続き600mm以上の降雨量になりました。これは、1年の降雨量の20~30%が1日で降った事になるそうです19号は上陸後、伊豆半島を横切り熱海・小田原経由で神奈川方面へ抜けたようです。幸いと言うか、雨量は予報通りでしたが風は上陸してからはそれ程でもなく15号より風は吹きませんでした。私の家は、殆ど被害は有りませんでしたが近所の被害状況を確認しながらいつもの散歩をしてきました。今日は、台風一過の快晴になりました。AM 6時頃の富士山です!台風が運んできた熱の影響で、最高気温は32度まで上昇しました。夏日です!それでも、散歩をしたPM4時頃には爽やかな風が吹いて気持ち良い散歩が出来ました。建設中のマンションです。台風対策でいつもは覆われているテントが丸められ建設の進捗状況が見られる状況になっています。特に被害は無さそうです!充分に首を垂れていた稲穂の重さで、刈り取り前の稲が倒れています!昨日の大雨の後、今日の暑さで季節外れの「へびさん」も顔を出してました。色づいてたわわになった柿も、殆ど落果していません。散歩道の他の柿畑も、殆ど被害を受けた様子は有りませんでした!一級河川の川ですが、今回は堤防の上部1m位迄増水して到達した跡が残ってました。堤防のすぐ傍の家では氾濫の危険を感じ多くの住人が避難所に避難した様です。市の方は、早朝から避難所を開設していましたが、避難者が予想を上回り、午後になってから急遽、避難所を増やし対応しておりました。早朝から、全市が避難準備命令がでておりました。雨が台風上陸前の早朝から降り続き、午後になって静岡県に上陸する可能性が高くなり狩野川台風と酷似した進路と大きさと報道されたことから、避難を始めた人が増えた様です。堤防は、数年前にかさ上げされていますが、今回かさ上げされていなければ水は、上を超えて氾濫したでしょうね!水跡を見るとそう判断されます。反対側の堤防(いつも散歩で通る道)は、かさ上げされた部分とされてない部分が有ります。写真の右側が1m位かさ上げされた部分で、左側のフェンス部はかさ上げされていません。フェンス部分は、水が上がった形跡が有りました。今の水面よりは、5m位の高さが有りますし、川幅も広い所ですからその水流の勢いが凄かったのか?もう少し増水したら、大変でした。そば畑の状況です。今が、花の最盛期ですが横殴りに倒れています。これで、収穫できるのでしょうか?心配になります!この橋が、橋げた近くまで増水し、交通規制がされていました。避難所は、右側(橋を渡った側)で、避難した人の多くは、左側の山側(がけ崩れの恐れのある)の地区の人でした。雨が一段落したpm8時頃には、帰宅しようにも橋が交通規制で足止めされていた様です。幸い、この地区は被害は無かった様です!箱根方面の山です。今回、台風での降雨量が1,000mm超えの記録を出した「箱根町」のある方向です。箱根からは芦ノ湖より「深良用水路」を通して、この川に流れ込んでいます。勿論、山に降った雨は分水嶺の左側は、当市の河川に流れ込んできます。1日経っても(13日午後5時頃)、未だ水量は多かったです!台風に直撃された割には当市の被害は、私が歩く散歩道での確認出来た範囲ですが大きくは無かった様です。未だ、市の方は調査中で詳しい情報を発表していませんので詳細は解りません。ニュース報道を見ると、風の被害よりも雨の被害が圧倒的に多かった様ですね。遠く離れた長野の「千曲川の大規模氾濫」など、進路より離れていても大きな被害が発生する危険が有ると台風の怖さを改めて思いしらされました。特に長野市は、現役時代に10年程勤務していた工場が洪水で氾濫した近くにあります。友人も、この地区(千曲川沿い)に多く住んでおり、心配です。未だ、決壊個所の復旧工事も手が付けられていません。停電もしている様で、暗い中で不安な夜を迎えると思うと速やかな復旧を祈らずにはおられません。